2015年6月26日 12時03分

読了まで 26

iOS9に「節電モード」機能、パフォーマンスを抑えバッテリーを延長

Battery


アップルは開発者に公開しているiOS9ベータで、プロセッサのパフォーマンスを抑えると同時に、バックグラウンドでの動作をなくし、バッテリーをセーブする「節電モード」を搭載しています。
 
今回、iPhoneのパフォーマンスを測定するGeekbnch 3がiOS9にも対応し、iPhone6 Plusで節電モードをオンにした場合の詳細の情報が明らかになりました。

節電モード時のベンチマーク

iPhone6 Plus
節電モードがオフの場合、iOS9で起動するiPhone6 Plusはシングルコアで測定数値は1606、マルチコアで2891となっています。節電モードがオンの場合にはシングルコアで1019、マルチコアで1751との結果となり、この場合、バッテリーの寿命を伸ばすために、パフォーマンスはかなり低下するようです。

iPhone5sでは40%低下

iPhone5sでも同様の傾向がみられ、節電モードがオフの場合、シングルコアでは1386、マルチコアで2511。節電モードがオンの場合には、それぞれ816、1405とパフォーマンスは約40%低下することになります。

バッテリー残量低下でポップアップ

iOS9ではiPhoneのバッテリーの残量が10%〜20%になると、節電モードをオンにするようにポップアップメニューが表示されるようになります。また、設定メニューで新たに搭載されたバッテリーセクションから操作することも可能となっています。

さまざまな機能を停止

節電モードをオンにした場合には、CPUパフォーマンスを落とすだけでなく、メールの自動受信、バックグラウンドでのアプリの更新、モーション効果やアニメーションの壁紙などの機能が停止します。

バッテリーアイコンが黄色に

節電モードがオンになると、バッテリーアイコンが黄色に変わり、その後、最高で3時間iPhoneが使用できるようになります。iOS9ではさまざまな改良が行われ、節電モードがオフの状態でも1時間ほどバッテリーの持続時間が延びている模様です。
 
iPhoneやiPadなどの最新の基本システムiOS9は、今年の秋に一般向けに公開が予定されています。
 
 
Source : MacRumors
Photo : Apple Insider
(リンゴバックス)

カテゴリ : iOS, 最新情報   タグ : , , ,
著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

▼ 最新情報を受け取る

Twitterで最新情報をみる
Facebookで最新情報をみる
IMアプリをインストールする
feedlyで最新情報をみる