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発売前はApple Watchへの期待を語っていた、アップルの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏でしたが、未だにApple Watchを所持していないことが、テキサスで開催されたインタビューで明らかとなりました。

未だに送られてこない

スティーブ・ウォズニアック氏は、当初こそApple Watchに期待はしておらず、「高価なフィットネスバンド」と形容していたものの、美しいディスプレイやApple Payとの連携などについて知ってからは、Apple Watch Sportを買うつもりであることを明らかにしていました。
 
発売されてから、ウォズニアック氏はアップルの従業員――しかも創業以来、唯一解雇されていない――であるため、従業員割引を使って50%オフでApple Watchを購入しましたが、同氏によれば「未だに送られてこない」とのことです。
 
インタビューではどれを買うかまでは明らかにされませんでしたが、Cult of Macによる断片的な情報からの推測によると、ウォズニアック氏は、日本国内では132,800円で発売されている、ブラック・ステンレススチールケースにブラック・リンクブレスレット(もしくは代わりにレザー・ループ型)を組み合わせた、42mmモデルを購入するつもりであるようです。

Apple Watchの販売戦略には不満

 
また、ウォズニアック氏はApple Watchの販売戦略に対して不満を抱いており、「時計を買うんじゃない。バンドを買うんだ。20種類の時計がある。でも違いはバンドだけだ」とインタビューで語りました。
 
同氏はかねてから、Apple Watch Editionに対しても、「1万ドル(約124万円)の腕時計と1万7,000ドル(約210万円)の腕時計の差はバンドだけ。私のようなエンジニアとは世界が違う」と述べるなど、自身の気質に合わないことを明らかにしており、今回も「金のApple Watchを買う時が、自分に存在価値を感じる唯一の瞬間なのだろう」と辛辣なジョークをEditionと、その購入層に対して浴びせました。
 
 
Source：Cult of Mac
(kihachi)

カテゴリ : Apple Watch, 最新情報　　 タグ : Apple, Apple Watch, スティーブ・ウォズニアック