2015年6月25日 16時31分
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世界最強のアメリカ軍、未だにXPを使用し巨額の有償サポート受けていた
WindowsXPのサポートは2014年4月に終了しましたが、実は特別に追加料金を支払えば、その後もアップグレード出来ることが判明し、話題となっています。ただし、依頼者はアメリカ海軍で、料金は900万ドル(約11億円)となっています。
未だにXPを使っていた海軍
この有償サポートによって、WindowsXP以外にも、Office2003やExchange 2003、Server2003がサポートの対象となります。
アメリカ海軍によると、同軍が有するおよそ100,000台のコンピュータが未だにWindowsXPを使用しており、その理由は新たなOSにバージョンアップすることで、指揮系統システムに影響が出ることを避けるためだそうです。もちろん、今後も延々と使い続けるわけではなく、新たなOSに対応するよう、徐々にシステムを改変していくとのことです。
更なる延長には38億円が必要
ちなみに、この契約は2016年7月までとなっており、さらに1年延長する場合は3,100万ドル(約38億4,500万円)が必要になるとのことです。
ニュースサイトBGRによれば、つい最近も、Windows8利用者より、WindowsXPユーザーの数が多いことが判明したばかりですが、まさか世界の警察であるアメリカ海軍までが、WindowsXPを未だに使い続けているとは、にわかには信じがたい話ですね。
Source:BGR
(kihachi)
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iPhone Mania編集部
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