Spotify、日本でのサービス開始に向け、1歩前進か
音楽ストリーミング配信サービス「Spotify」が、日本でのサービス開始を近く発表するかもしれません。
電通デジタル・ホールディングス(以下、DDH)は、同社が運用する「電通デジタル投資事業有限責任組合(電通デジタル・ファンド)」を通じて、Spotify Technology S.A.(以下、Spotify)に出資を行ったと発表しました。
「Spotify」とは?
「Spotify」は海外で人気の音楽ストリーミングサービスです。
有料/無料の2つの料金体系があり、無料会員は、再生の際に広告表示が入る一方で、有料会員にはこれが入らず、さらに高音質で音楽ストリーミングを楽しめる点が特徴です。
有料会員が2,000万人、無料会員が5,500万人と、音楽ストリーミング界では一歩リードした存在であるにも関わらず、今のところ日本には進出しておらず、音楽ファンからはその登場を心待ちにされている状況です。
DDHの発表はやや微妙な内容
DDHは、今回のSpotifyに対する出資概要について、以下のように発表しています。
DDHは、同社が運用する「電通デジタル投資事業有限責任組合(電通デジタル・ファンド)」を通じて、第三者割当増資の引受けにより、Spotifyの株式を取得します。Spotifyと電通グループは既に40ヵ国以上において取引実績を持ち、今回の出資は両社の結束をより強固にするものです。
日本におけるサービス開始がいつになるのか、など具体的な内容は一切ありませんが、Apple Musicが開始される直前のタイミングでのこの発表は、何かを感じずにはいられませんね。
もしサービスが開始されるとなれば、LINE MUSICやAWAとの競合も必至ですが、ユーザーとしては価格競争やサービス面の競争のためにも、”黒船”の襲来は歓迎したいところです。
Source:電通デジタル・ホールディングス,Spotify
(クロス)
iPhone Mania編集部
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