2015年6月17日 14時27分
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ソフトバンクとフォックスコン、2015年中に合弁会社を設立し、Pepperを量産か
ソフトバンクは今年2月、人型ロボット「Pepper」を開発者向けに発売しました。
初回販売分の300台は、話題性もあり、発売後1分で完売してしまいましたが、ソフトバンクは2015年中にもApple製品の製造で知られる台湾メーカーのフォックスコンと組み、「Pepper」を量産する計画であると、日本経済新聞が伝えています。
「Pepper」とは?
感情認識パーソナルロボット「Pepper」について、販売元のソフトバンクでは以下のような説明がなされています。
Pepperは、周囲の状況を把握しながら自律的に判断して行動し、人の表情と声のトーンを分析して人の感情を推定できる人型のロボットです。人との会話以外にも、家族の写真を撮影したり、子どもと遊んだり、スマートフォンと連携して家族にメッセージを送ったりすることが可能で、Pepperとの暮らしを家庭で楽しむことができます。
「Pepper」は今年2月に198,000円で開発者向けに販売されましたが、販売予定数300台を上回る購入申し込みを集め、発売後1分で完売してしまいました。
ソフトバンク、フォックスコンと組み、年1万台のPepperを生産か
日本経済新聞の報道によれば、ソフトバンクは2015年中にも台湾メーカであるフォックスコンと合弁会社を設立し、「Pepper」の量産に乗り出すとされています。生産規模は年1万台規模となり、今後、接客や介護など幅広い分野で活用される見込みです。
現在、「Pepper」は生産コストの高さがネックとなっていますが、日台で企業連合を組むことにより、量産体制を整え、市場をリードする狙いがあると見られています。
Source:日本経済新聞,ソフトバンク
(クロス)
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iPhone Mania編集部
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