2015年6月17日 12時33分
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なぜ破壊動画は生まれるのか―ついに強力磁石で100万円のApple Watchを押し潰す動画まで登場
これまで「耐久度を測る」という名目のもと、多種多様なガジェットが破壊の憂き目にあい、ネット上で無残な姿を晒してきましたが、ついにこの不毛なレースは行くところまで行ってしまったようです。128万円のApple Watch Editionを破壊する動画がYouTubeにアップロードされ、話題を博しています。
目的は広告収入か
アップロードされた動画からは、強力なネオジウム磁石が左右からApple Watch Editionを挟み込み、いとも簡単に押し潰してしまう様子が確認出来ます。

パネル部分は粉々になってしまいましたが、ベゼルがかすり傷だけで済んでいる辺りは、さすがアップルが独自に開発した特殊合金といったところでしょうか。
動画を紹介したニュースサイトBGRは、「この手の破壊系動画は注目を集めて広告収入を得るのが狙いだが、今回の場合、ペイできるのかは謎だ。全くもって理解不能」と不快げにコメントしています。しかし、アップルの公式サイトを確認すると、Apple Watch Editionの場合、184,000円のApple Careに加入していれば、購入後から3年間は、
過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、1回につき124,000円(税別)のサービス料で最大2回まで受けることができます。
と書いてあるので、この壮大な試みをロスなくやり過ごすには、動画広告で30万円稼げるかどうかにかかっています。YouTubeで動画が100万回再生されると10万-20万前後の収益が上がるそうなので、記事執筆時点で163万回再生されているということは、ぎりぎり損益分岐点をクリア出来ていそうですね。YouTuber恐るべしです。
Source:BGR,Apple
(kihachi)
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iPhone Mania編集部
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