「070」は2018年にも枯渇・・・「060」が個人向け携帯電話番号として復活か
2013年暮れ、PHSのみに使用されていた番号体系である「070」が携帯電話やスマートフォンに割り振られ、約7,000万件の電話番号が新たに利用可能となりましたが、ついに「070」も2018年には枯渇する可能性があるようです。
日本経済新聞によりますと、総務省は問題解決のため、個人向けに「060」番号を開放する方向で検討を進めているようです。
「060」番号はPHSに割り振られていた過去あり
現在、携帯電話・スマートフォンには、「090」「080」「070」の3つの電話番号体系が使用されていますが、日本経済新聞によれば、2013年11月に携帯電話・スマートフォン向けに開放されたばかりの「070」も、2018年には枯渇する見込みです。
こうした問題を解決するため、総務省は新たに「060」を開放する方向で検討を進めているようです。「060」は、過去にPHS向けの番号体系として利用されていましたが、電話番号の桁数変更に伴い、「050」とともに「070」に統合された過去がありました。この「060」を新たに追加することで、約9,000万件の新規登録が可能であるとされています。
なお、「060」のほかにも空き番号があるものの、総務省は「020」を、電子機器など機械同士の通信用に使用する方向で、”専用の携帯番号を割り当てることで、急成長が見込まれる次世代電力計(スマートメーター)などの新IT(情報技術)革命の成長産業を支える環境を整える”と報じられています。
このペースで行くと、数年後には「060」も枯渇してしまいそうですが、空き番号も少ないようですので心配ですね。空き番号が足りなくなれば、懐かしさを感じる「030」や、「040」を割り当てる可能性も報じられています。それでも不足する場合には、電話番号の桁数変更などによって、既存ユーザーにも影響が出る可能性があります。
Source:日本経済新聞
(クロス)
iPhone Mania編集部
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