2015年6月15日 19時07分
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1992年に発売された世界初のスマートフォン、「Androidよりマシ」と褒められる
世界で最も有名なスマートフォンは2007年に発売されたiPhoneですが、世界初のスマートフォンSimon Personal Communicatorが誕生したのは、それより15年も前だったことは余り知られていません。
予想以上に多機能
ニュースサイトBusiness Insiderによれば、IBMより発売されたSimon Personal Communicatorは、タッチペンの付いた、4.5インチディスプレイの白黒のLCDタッチスクリーンで、電話に加え、静止画閲覧、メモ帳、時計、カレンダー、ToDoリスト、FAXやメールの送受信など、数多くの機能を実装したマルチメディア端末でした。
価格はわずかに899ドル(現在の物価で約178,000円)と、当時のハードデバイス価格を考えればコストパフォーマンスに優れた製品でしたが、約50,000台ほどの出荷に留まったとのことです。
Androidよりマシ?
上記の動画からは実際に動作している様子が確認できます。1992年のスマートフォンにしては、タッチしてからのレスポンスが想像以上にスムーズな辺りは興味深いですね。動画のレビューでは、「マルチタッチは出来ないし、白黒スクリーンではあるが、それでも未だにAndroid端末よりはマシだ」という何ともコメントのしようがない評価が下されています。
Source:Business Insider,Bloomberg
(kihachi)
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iPhone Mania編集部
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