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2015年6月14日 12時54分

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アップルの新製品は「プライバシー」、WWDCの発表でみえた同社の戦略

apple プライバシー
 
「アップルの新たな商品はプライバシー」――興味深いタイトルのコラムをニュースサイトRe/Codeが掲載しています。もちろん、アップルプライバシーを市場で売りさばこうと考えているのではありません。アップルが長らく訴え続けてきたプライバシー保護が、市場で大きな価値を持つ時代になってきたということです。

WWDCで改めて宣言


先日行われたWWDCにおいて、ソフトウェア・エンジニア部門を統括するCraig Federighi氏は、iOS9より搭載されるタッチ先取り機能について触れると同時に、アップルがプライバシー保護の重要性を認識していることを示しました。
 
「あなたはコントロールしている」とFederighi氏は述べ、アップルのサービスは無闇にデータをクラウド化することなく、出来る限りユーザーの所有するデバイス内に個人情報を保有しておく仕様であることを改めて強調しました。例えば、Apple Payを使うために必要な指紋認証のデータは、アップルのクラウド上ではなく、デバイスの内部に保管されています。
 
またクラウド化されている部分に関しても、スティーブ・ジョブズ氏が、iPhoneの発表以来一貫して、プライバシー保護をアップルの根幹的な思想だと考えていたことを踏まえ、Federighi氏は「我々は皆さんのプライバシーに忍び寄るようなことはしません。皆さんのことを詳しく知ろうと思って、Eメールや写真を詮索するようなこともしないし、クラウド上のコンタクト・リストを覗き見するようなこともしません。私たちは率直にいって、知りたいと思わないのです」と、同社がユーザーのプライバシーに手を突っ込むような真似はしない、と強く訴えました。

グーグルとは対照的


apple プライバシー
 
ここまでアップルがプライバシー保護にこだわるのには、ライバルであるグーグルがプライバシーを悪い意味で売り物にしてしまっているからでしょう。広告からの収益に頼っているグーグルにとって、個人情報を収集して表示する広告を最適化出来るかどうかは死活問題です。したがって、Android端末と棲み分けを行うために、アップルはプライバシー保護を重要視している企業だとアピールすることは、アップルにとって悪くない戦略です。
 
アップルのCEOであるティム・クック氏は、「我々のビジネスモデルは一貫している。素晴らしい製品を売ることだ」と述べ、広告業で儲けるつもりはないと強調しています。

「メールの中身やウェブ閲覧履歴からユーザーのプロファイルを作って、広告業者に売り飛ばすようなことはしない。iPhoneやiCloudにある皆さんの情報をマネタイズしてしまうこともない。マーケティングのために、皆さんのメールやメッセージを読むこともしない。我々のソフトウェアやサービスは全て、デバイスをよりよくするためにある。単純明快だ」

 
アップル独自の広告プラットフォームである「iAd」がiOS9では大幅強化されるという噂もありますが、もしこういった宣言が本当だとするならば、ユーザーに向けて広告が最適化されることはないということでしょうか。どの程度アップルの声明を信じるかはユーザー次第ですが、少なくともアップルが現段階では、プライバシー保護を売りにすることが理に適っていると考えているのは確かです。
 
 
Source:Re/Code
(kihachi)

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