2015年6月13日18:47公開 / 2016年1月15日21:05更新
読了まで 約 1分58秒
「iPhoneを探す」、iOS9では「友達を探す」と並んでプレインストールアプリに
これまで自分のiPhoneを見失うたび、身近にいる友人などのiPhoneにインストールしてもらっていた「iPhoneを探す」ですが、iOS9では「友達を探す」と並んでプレインストールされているアプリとなるようです。ニュースサイト、Apple Insiderが報じています。
アンインストール出来ない据え置きアプリに
これまで無くしてしまったiPhoneを見つけるためのアプリ「iPhoneを探す」と、相手がどこにいるかを把握するアプリ「友達を探す」は、公式アプリであるにも関わらず、App Storeからユーザーがインストールするという方式が採られていました。
しかしiOS9では、両アプリが最初からインストールされているうえ、アンインストールも出来ない仕様になっていることが、デベロッパー向けに提供されたiOS9から判明しました。
使用率を高めることが狙いだが
iOS9の「友達を探す」では、近くに友達がいる場合、センター・ウィジェットに通知が出てくる仕組みになっています。タップするとアプリが開き、位置情報を公開している友達の現在地が分かるようになっています。
背景には、昨年「iBooks」と「PodCasts」をプレインストールアプリに格上げした結果、「iBooks」の使用率が大幅に高まり、新たに数百万人のユーザーを獲得することに成功したという事情があります。
今回アップルとしては、「友達を探す」を初期状態で埋め込むことにより、iPhoneユーザー同士の繋がりを密にすることが狙いだと思われます。これによって同社が何を計画しているのかは、現段階では明らかにされていません。なお、以前グーグルもAndroid端末を中心に、位置情報共有サービス「Latitude」を提供していましたが、2013年にサービスを終了しています。
Source:Apple Insider
(kihachi)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: kihachi の記事一覧