Appleの要人が容量や端末の薄さとバッテリー、Apple Musicについて語る
Appleにおいて、ワールドワイドプロダクトマーケティング担当シニアヴァイスプレジデントを務めるPhil Schiller氏が、John Gruber氏のポッドキャストにおいて、さまざまなインタビューに答えています。
Apple製品のユーザーとしては、気になる情報が多数語られているのでご紹介します。
16GBという容量設定について
インタビューは、WWDC2015の基調講演の長さについてのインタビューから始まります。およそ1時間45分から2時間15分の間の長さが合理的な長さであり、Appleとしてはそれに収めようと、さまざまな内容をそぎ落としたと語られています。iOS9の発表などにおいて、すべての新機能が語られることはなかったのも、こういった関係かもしれませんね。
さらに、アプリなどの容量が大きくなる中、AppleはiPhoneなどのデバイスにおいて、どうして16GBモデルの販売を続けるのかという話題に話が及ぶと、それはクラウドが代替可能であるからであるからと語っています。
薄型の製品デザインとバッテリーの関係について
次に、Phil Schiller氏とJohn Gruber氏は薄型デバイスについての議論にうつります。
近年、Appleもデバイスの薄型化を進めていますが、ユーザー調査では、薄型化よりもバッテリーの持ち時間を長くしてほしいという結果も出ています。これについて、Phil Schiller氏は、Appleはバッテリーの持ち時間と薄さのバランスを最大限追求しており、大きいバッテリーを積めば積むほど、充電時間が長くなり、利便性が低くなると答えています。
毎日使うものだからこその利便性、そして合理的なバッテリー持ち時間を考慮し、製品開発を進めていると語っています。
Apple Musicについて
先日発表されたApple Musicについて話が及ぶと、9.99ドルという価格設定は完璧なものであると回答しているほか、音楽のキュレーションについては”human touch(人間らしさ)”が必要だとしています。
新サービスだけに、どのような操作感で、どのような楽曲が提供されるのか気になりますね。
Source:9to5Mac
(クロス)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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