2015年6月8日 19時47分
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ISIS、位置情報つき自撮りをSNSにアップし、アメリカ軍に爆撃受ける
ISISのテロリストが、自撮り写真をネットにアップロードしたところ、アメリカの諜報機関に位置をただちに特定され、ISISの本部ごと爆撃を受けてしまうという事件が発生しました。ISISは、位置が特定されてしまうことを防止するため、GPSを搭載した携帯の使用を禁じています。
SNSで自慢
爆撃を行ったアメリカ空軍によると、ISISのメンバーが仲間と一緒に撮った写真をSNSにアップロードしていたのを、同空軍の諜報部門が発見したそうです。
空軍元帥であるHawk Carlisle氏は、「彼らはソーシャル・メディアで自分たちの支配能力を自慢していた」とDefense Techのインタビューに答えました。
どうして位置情報が
画像には位置情報が添付されており、アップロードしてから22時間後には、ISIS本部の爆撃が行われたそうです。なおアメリカ空軍は、過去9ヶ月で10,000人以上のISISメンバーを爆撃で殺害しているとのことです。
アメリカが重点的にインターネットをチェックしていることはISISも知っているはずで、以前にはバックドアが噂されているiPhoneや、GPS機能が付いた携帯の使用を禁止したという事例も報告されています。禁止されているのにも関わらず、どうして位置情報付きの自撮り写真をSNSにアップロード出来たのかは謎のままです。
Source:Defence Tech,BGR,Inquisitr
(kihchi)
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iPhone Mania編集部
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