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ミッドレンジ・モデルとして市場からの期待が高い、ソニーのXperia M4 Aquaですが、8GBモデルを入手したところ、空き容量がデフォルトで1.26GBしかないという事実が判明し、問題となっています。残りの6GB超は、プレインストールされているアプリやプログラムが占めてしまっているという状況に、改めてAndroid端末が抱える問題が浮き彫りとなった格好です。

ミッドレンジ・モデルとして人気だが

Xperia M4 Aquaは、5インチの防水防塵使用ディスプレイに、CPUはオクタコアのSnapdragon615(クアッドコア1.5GHz＋クアッドコア1.0GHz)、RAMは2GB、内蔵ストレージは8GB/16GB、バッテリーは2,400mAhというスペックです。
 
手軽なミッドレンジ・モデルであることに加え、防水仕様のスマートフォンが市場に数少ないこともあり、Xperiaシリーズは海外でも人気を博しています。
 
しかし、今回Xperia M4 Aquaの8GBモデルを入手したユーザーが容量を調べたところ、初期状態でユーザーに割り当てられているスペースは、わずかに1.26GBしかないことが分かりました。

Android端末に共通する問題

 
上記の画像をみると、Androidのシステム部位だけで4GBを占めており、要らないアプリを消せば解決する容易な問題ではないことが分かります。また、検証を行ったXperiablogによると、一部のアプリはSDカードに移すことも出来ないそうです。
 
こういった問題は、程度の差こそあれXperia M4 Aquaに限ったことではなく、当サイトでは以前にも、iPhoneユーザーがGalaxy端末を使用した際に、プレインストールされているアプリの多さに驚いた、という記事を紹介しています。
 
ソニーとしては不満があるのであれば、SDカードを使うか、16GBモデルを買って欲しいということなのでしょうが、公表している総ストレージの15.75%しか使用することが出来ないというのは、さすがに些か問題があるような気がします。
 
 
Source：GIZMODO,Xperiablog
(kihachi)

カテゴリ : 最新情報　　 タグ : iPhone, Snapdragon, Xperia, スマートフォン, ソニー