アップル、Apple Payをイギリスでサービス開始 – WWDCで発表か
アップルは米国現地時間月曜日から開催されるWWDC(世界開発者会議)のキーノート講演で、モバイル決済サービスのApple Payを、イギリスで開始すると発表する予定だとイギリスのメディアThe Telegraphが伝えています。
2カ月以内にサービス開始
The Telegraphによりますと、イギリスでのApple Payのサービスは2カ月以内に開始される模様で、MasterCardのシニアバイスプレジデントのMike Cowan氏は、アメリカ以外でのApple Payへの対応について「準備は万全だ」と述べたと報じています。
銀行での研修開始も間近
イギリスのApple Payのサービス開始については、大手銀行のLloydsが提携すると噂されていますし、同じくSantander UKがこの数週間の内に、新たなモバイル決済サービスのトレーニングを開始すると言われています。
Apple Payは昨年秋にアメリカ国内でサービスが開始されましたが、アメリカ以外では、イギリスで初めてApple Payが利用可能になる模様です。
昨年末、Apple Payはイギリスで2015年前半にサービス開始になると報じられており、今回の報道で当初の予定通り進んでいる模様です。
カナダは11月にサービス開始
Apple PayはiOS9で基本システムに密接に連携するようになると言われており、この中でカナダの銀行にも対応することが報じられていますが、カナダでのサービス開始は今秋11月になるのではないかと予想されています。
中国も交渉中
また、以前にもお伝えしましたが中国でのサービス開始についても、Alibaba Groupや中国国内の銀行などと交渉を進めている模様です。
来週のWWDC(世界開発者会議)ではApple Payのイギリスでのサービス開始以外にも、他の決済サービスと差別化を図るリワードプログラムも同時に発表するのではないかと予想されています。
Source : 9to5Mac
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
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