2015年6月5日 22時15分
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発表会まであとわずか・・・Apple Music、いまだ交渉まとまらず
現地時間6月8日から開催されるAppleの開発者向け会議WWDC2015では、Appleの定額制音楽ストリーミングサービス「Apple Music」が発表されると噂されています。
しかし、WWDC2015開催まで1週間を切っているにも関わらず、いまだAppleと音楽レーベルとの交渉はまとまっていないようです。米メディアBloombergが伝えています。
取り分をめぐる争い、いまだ決着せず
Appleと音楽レーベルの交渉に詳しい人物によると、定額制音楽ストリーミングサービス「Apple Music」は発表まで1週間を切ったにも関わらず、いまだに両者間で交渉がまとまっていないようです。
Apple Musicのライバルとして先行している音楽ストリーミングサービス「Spotify(スポティファイ)」は、月額9.99ドル(約1,250円)で提供されていますが、その利益配分は出版社側が15%、レーベル側が55%となっています。しかし、Apple Musicにおいては、音楽レーベル側が60%に近い利益配分を求めていることから、交渉が難航しているようです。
日本人の感覚からすれば、もはや絶望的とも言える状況にも思えますが、アメリカでは発表まで数日で交渉がまとまることも多くあります。著名な例では、スポーツ界で、ダルビッシュ投手がMLB移籍の際、交渉期限の直前に金額面での折り合いがついたことなどが挙げられます。
先日、新型Apple TVの発表がなくなってしまったとの報道もありましたが、Apple Musicは大丈夫なのでしょうか。当日の発表内容が注目されます。
Source:MacRumors
(クロス)
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iPhone Mania編集部
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