2015年6月4日 14時31分
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グーグル、網膜を指紋代わりに出来るコンタクト・レンズを開発、すでに特許取得済
グーグルは6月2日、網膜認証が出来るコンタクト・レンズの特許を取得しました。これまでもカメラ内蔵型レンズや製薬会社であるNovartisと提携し、血糖値を測定出来るレンズなどの開発にあたっていた同社なだけに、複合的な機能を兼ね備えた「スマート・レンズ」の登場に注目が集まっています。
容易に個人が特定可能に

今回グーグルが特許を取得したコンタクト・レンズは、網膜上の凹凸から情報を収集し、個人特定を行うことが出来るものです。網膜は指紋と同じように、それぞれの人間に固有のものであるため、スマートフォンにおける次世代の認証システムとして注目が集まっています。
もし、グーグルのこのコンタクト・レンズが実現すれば、装着したユーザーが近づくと、個人を特定してドアが解錠したり、自動でライトが点灯したりといったようなことが出来るだけではなく、グーグルが目下開発している無人運転カーとも相性が良さそうです。ただその一方で、同社にとってデータ収集がより容易になることも明らかです。
Google Glassの計画が頓挫しかけている可能性を一部で指摘されているだけに、新たなウェアラブルの登場に期待がかかりますね。
Source:Venture Beat
Photo:United States Patent and Trademark Office
(kihachi)
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iPhone Mania編集部
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