アップル、iOSのSiriとApp Storeのアイコンの商標登録完了
アップルは以前、長期にわたり「App Store」の名称を使用したとしてAmazonと訴訟をしていましたが、最終的には「App Store」の名称を商標登録することをあきらめた経緯がありました。しかし、アップルはiOS7とiOS8で使われているApp StoreとSiriのアイコンの商標登録は完了した模様です。
SiriとApp Storeのアイコンで5つの商標登録
アップルが申請する特許や商標についてに詳しい情報サイトPatently Appleは、現地時間5月27日、アメリカ特許商標庁がアップルのSiriとApp Storeのアイコンによる5つの商標登録が完了したと伝えています。
SiriはアップルのiOSの一部としてデジタルパーソナルアシスタントとして機能し、さまざまな情報を提供しています。また、App StoreはiOS上のデバイスにモバイルアプリやデジタルコンテンツを提供するプラットフォームとして機能しています。しかし、Patently Appleは、今回これら2つのサービスで商標登録された分野は、非常に多岐にわたると指摘しています。
Siriのサービスは多岐にわたる
実際、アメリカ特許商標庁が公開している資料によりますと、Siriの商標登録では非常に多くの領域をカバーしています。
例えば、ホテル、レストランの予約サービス、旅行代理店サービス、ソムリエサービスをはじめ、エンターテインメント、カルチャー、レジャー、スポーツイベント、ゲーム、教育の分野のニュースやコメントなどの情報サービスをカバーしています。
また、個人向けのコンセルジュサービスもリストアップされており、ユーザーのニーズに合わせた個別の情報提供サービス、またエンターテインメントを目的としたソーシャルネットワーキングのWebサイトを提供するサービスも含まれています。
iPhoneを使っていても、未だSiriを使ったことがないユーザーもかなりいると思われます。しかし、Apple WatchでもSiriが多くの場面で活躍してくれるようですし、今後もSiriはアップデートを重ね、多くの機能を提供してくれることになりそうです。
Source : Patently Apple
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: リンゴバックス の記事一覧