2016年のUnicode9では「自撮り」「ベーコン」「アボガド」絵文字が追加
Unicodeの開発を調整する非営利団体ユニコードコンソーシアムは、2016年半ばにリリースを予定しているUnicode 9.0に、新しく追加する38の絵文字の候補を発表しました。これらの絵文字はiPhoneやMacでも将来使用可能になる予定です。
Unicode 9では新たな38の絵文字を追加
今回発表された絵文字の候補には、「カウボーイハットを被った顔」から「ヨダレをたらした顔」、「ウソをついてる顔」まで多岐にわたっています。手にカメラを持った「自撮り」を表す絵文字、「肩をすくめる」、「握手」の絵文字なども候補に挙がっています。
アボガドやベーコンも追加
食べ物に関する絵文字では、クロワッサン、アボカド、キュウリ、ベーコン、ポテト、ニンジンも候補となっています。また、動物ではキツネの顔、ワシ、アヒル、コウモリ、サメ、フクロウもあります。
ユニコードコンソーシアムによりますと、今回の絵文字が選ばれたのには、いくつかの理由があるようなのですが、ユーザーが頻繁に使用すると思われるもの、またオンラインコミュニティにより要望があったものも含まれているようです。一部の絵文字は既存の絵文字との兼ね合いから候補となったものもあるようですし、既存のプラットフォームとの整合性から採用されたものもあるようです。
今回選ばれた38の絵文字は最終決定ではなく、2016年に発表されるUnicode 9のリリースまでに変更される可能性もありますし、さらに別も絵文字が追加される可能性もあるようです。
今年半ばにはUnicode 8の絵文字が追加に
Unicode 9に含まれる今回の絵文字は、現在ベータテストを行っているUnicode 8に含まれている絵文字とは別となっており、2015年半ばにリリースされる予定となっています。
Unicode 8では「口をチャックした顔」、「間抜けな顔」、「考え中の顔」、「ロボットの顔」、「ホットドッグ」、「ポップコーン」など多くの絵文字が追加されることになっています。
アップルの採用はいつ?
アップルがUnicode 8とUnicode 9の絵文字をいつ採用するのかは定かではありませんが、2014年6月にリリースされたUnicode 7の絵文字も未だ追加されていない状況です。
Source : MacRumors
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
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