話題の格安スマホ、各社のユーザー満足度が公開!
21日、国内でモバイルマーケティングを展開するMMD研究所は「2015年5月格安スマホ利用者の満足度調査」の結果を公開しました。
調査の対象は、人気の高いNTTコミュニケーションズ(OCNモバイルONE)、インターネットイニシアティブ(IIJ mio)、ビッグローブ(BIGLOBE LTE 3G)、フュージョンコミュニケーションズ(楽天モバイル)、日本通信(b-mobile)の5社となっており、話題の格安SIMを選ぶ際の参考になりそうです。
格安スマホの購入者は、明らかな増加傾向
対象の格安スマホの利用者1,250名に対し、現在利用している格安スマホの購入時期を尋ねた結果は上図の通りです。
2012年以降、その数は明らかな成長を見せ、2014年秋頃と最近になって購入したユーザーが最も多い結果になっています。格安スマホへのユーザーの興味は日ごとに増しているので、今後はさらなる成長が見られそうです。
平均利用料金は3,000円を切る安さ
続いて、格安スマホ利用者に対して月額料金を尋ねた結果は上図の通りです。「1,000円以上2,000円未満」と回答したユーザーが29.5%と最も多く、次いで「1,000円未満」と回答したユーザーが19.7%、「2,000円以上3,000円未満」と回答したユーザーが16.0%という結果になりました。
平均利用月額は2,961円で、大手キャリアの半額程度の料金帯となっています。
格安スマホ利用者のデータ使用量は、月平均2.8GBとなったこともあわせて伝えられています。格安スマホの利用者は、比較的ライトユーザーの方が多いようですね。
各社の満足度のグラフで、強み・弱みが鮮明に
各社のユーザー満足度を集計した結果は、以下の通りです。
IIJmioのユーザーは、初期費用、月額料金、音声通話品質、通信の途切れにくさ、通信速度、データ容量の6項目で最も満足度が高い結果となり、b-mobileユーザーは、オプションサービスの充実度、サポート・アフターケアサービスの充実度、問い合わせ窓口/コールセンターの対応、キャンペーンサービスの4項目で最も満足度が高い結果となっています。
このほか、BIGLOBE LTE 3Gのユーザーは、会員ページ/マイページの使いやすさ、キャンペーンサービスの2項目で最も満足度が高い結果となり、OCNモバイルONEのユーザーは、購入のしやすさの1項目で最も満足度が高い結果となりました。
SIMロック解除の義務化が開始されることが決定した頃から、MVNO業界には新規参入が相次ぎましたので、ユーザーとしては豊富な選択肢が生まれたわけですが、一方で多くなりすぎた選択肢はユーザーの迷いも招きます。
自身が重視するポイントを抑えた会社を選択するのがベストですので、これらの結果を参考にしながら、格安SIMの契約先を選んでみてはいかがでしょうか?
Source:MMD研究所
(クロス)
iPhone Mania編集部
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