Google Mapsで人種差別的な編集~「Nワード」検索結果がホワイトハウスに
Google Mapsで、ユーザーによって悪意ある編集が行われました。
オバマ大統領に対する人種差別的行為
Google Maps上で、とある「Nワード」(Nで始まる黒人を差別する単語を指す)を検索すると、検索結果としてホワイトハウスが表示されるようになっていたと、米Washington Postが報じました。読者からの報告で判明したそうです。
同紙によれば、問題の単語を入れると、ホワイトハウスが表示されるだけでなく、自動的にズームされるようになっていたそうです。19日夜に確認したとしています。
別の読者から、「N○○○ハウス」で検索しても、同じ結果が表示されるとの報告があり、こちらも事実であることが確認されました。
Googleの広報担当者は、今回の一件について謝罪をし、できる限り早く問題修正に当たると述べています。
Google Maps、編集機能が一時的に無効に
このような度を超えたいたずらの多発により、Googleは5月12日より、ユーザーによる編集機能を一時的に無効としています。5月27日までにアップデートを行い、再び編集が可能になる模様ですが、なんらかの制限が加えられると思われます。ただしマップの問題点の報告などは、現在も行うことができます。
Google Maps上で問題ある編集が行われたのは今回が初めてではありません。4月にはパキスタンのある地方に、Androidマスコットがアップルのロゴにオシッコをかけているイラストが仕込まれているのが発見されています。
参照元 : Washington Post
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
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