2015年5月13日 19時18分
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大人から子供まで~iPhoneのカメラがあればガンの簡単なチェックが出来る!
iPhoneで子供の写真を撮っていたら、子供の目の中にガンが見つかった、というニュースがアメリカ中で話題となっています。
撮影した写真に違和感
Julie Fitzgeraldさんは、愛する2歳の息子であるAveryくんの写真をiPhoneで撮影していたところ、ライトの下で、息子の瞳におかしなものが映り込んでいることに気づいたそうです。
怖くなってインターネット上で検索すると、写真の中で目が白く光る症状は、ガンの可能性があることが分かりました。
「世界が崩れ去ったわ。文字通り、瞬きする間のことだったの」と彼女はABCの取材に答えました。
手遅れだったら脳にまでガンが達していた

慌てて息子を病院に連れて行くと、医者は、息子が網膜芽細胞腫という病気に侵されており、すでに彼の目の75%が腫瘍に覆われていると診断しました。
網膜芽細胞腫は、レンズの働きをする網膜内に発生するガンの初期症状で、大半は子供に発生する病気です。
診断の結果、Averyくんの目は摘出され、義眼をはめることとなりましたが、もし摘出されなかったら、脳にまでガンが達していただろう、と医師は述べています。また、生まれながらにして、殆ど左目が見えていなかったことも発覚しました。
スマホで救える命がある

写真を撮ることで子供を深刻なガンから救うというニュースは、先月にアリゾナ州でも起きており、医師の診断のもと、被写体が赤目になるかどうかを確かめる(赤目なら正常)「赤色反射テスト」によって、幼い女の子が網膜芽細胞腫に罹っていることが発覚しました。
「もし、子供の目に何か気にかかることがあったら、すぐに医者に連れて行って欲しい」と取材に病院は答えています。
幼い子供がいるユーザーは、ぜひ一度簡単なチェックをされてみることをオススメします。
参照元:AOL News、網膜芽細胞腫をみつけるには
執 筆:kihachi
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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