アップル、グリーンピースの再生可能エネルギー利用報告書で最高評価を獲得
環境保護団体グリーンピースが、インターネットおよびインターネット関連企業を対象に、2010年以来毎年発表している再生可能エネルギー利用の評価で、アップルが最高評価を獲得したことが明らかになりました。
アップルはすべての項目で「A」評価
グリーンピースは毎年、シリコンバレーの大手IT企業が、再生可能エネルギーをどれだけ積極的に取り入れているかを評価する「Click Clean Report」を発表しています。
同報告書は、再生可能エネルギー利用の指標であるClean Energy Index、エネルギー利用の透明性、再生可能エネルギー利用の公約と方針、エネルギー効率性と軽減、再生エネルギーの展開の項目で構成されており、アップルはClean Energy Indexでは100%、その他4つの評価項目では最高評価である「A」を獲得しています。全項目でA評価を得ているうえに、指標で100%を獲得しているのはアップルのみです。
昨年は指標は100%でしたが、エネルギー効率性の項目が「B」、その他3つの項目が「A」評価でした。
米国内のデータセンターは100%再生可能エネルギーを使用
アップル自身も4月に、同社の2014年度における環境保護取り組みについての報告書「2015 Environmental Responsibility Report」を発表しています。報告書によると、同社の米国内のデータセンターの100%、海外の87%が、再生可能エネルギーを利用しています。またアップルは2014年9月までの12ヵ月間で、3,420万メートルトンの温室効果ガス排出を削減したことを明らかにしています。
参照元 : MacRumors
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
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