2015年5月13日 11時10分

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ファイルメーカー、新しいFileMaker 14プラットフォームを発表

FileMaker


の100%子会社であるファイルメーカー株式会社は本日、iPad、iPhone、Windows、、Web 上で実行するカスタムソリューションの作成をスピードアップする、開発プラットフォームの新バージョンを発表しました。
 
FileMaker広報担当者の話によると、世界で最もFileMakerが売れている国は日本で、要因としてソフトの特性である使いやすさと、FAB(FileMaker Business Alliance)と呼ばれる、パートナー企業の存在が大きいとの事でした。
 
30周年を迎えるFileMakerの新しい FileMaker 14 の製品(FileMaker Pro 14、FileMaker Pro 14 Advanced、FileMaker Server 14、FileMaker Go 14)は、本日より日本国内で購入もしくは利用が可能になります。
 

発表された、新しいFileMaker

近年、利用が増加しているタブレットやスマートフォンにも対応しているFileMaker 14プラットフォームでは、ポイント&クリックするだけでのビジネスプロセスの自動化や、デスクトップスタイルのアプリケーションがモバイルWebブラウザで動作するなど、生産性が高く魅力あるエクスペリエンスをクロスプラットフォームに提供しています。
 
FileMaker 14はMacやWindowsのデスクトップはもちろん、iPhoneやiPadなどのiOSデバイス、その他モバイル端末などプラットフォームを問わず利用可能です。

スクリプトワークスペース

今回新たに導入されたスクリプトワークスペースにより、よく使われるビジネスプロセスをすばやく簡単に自動化できるようになりました。この機能を利用すれば、スクリプトやコマンドに不慣れな方でも、FileMakerのシンプルなポイント&クリックとステップバイステップのガイドを利用し、スクリプトを使用したカスタムソリューションを従来よりも早く作成することができます。

再設計された FileMaker WebDirect

FileMaker WebDirectは、最新のiPadをはじめとするタブレット端末でのFileMakerソリューションの実行をサポートし、モバイルブラウザ上で簡単にデスクトップスタイルの双方向性を実現します。再設計されたツールバーはデスクトップはもちろん、タブレットのブラウザ画面サイズに自動的に適応するようになっています。

起動センター

FileMaker
ソリューションを選択する際には、従来のプルダウンメニューやダイアログボックスに代わり、大きなアイコンによりアプリを開くような、分かりやすいインターフェイスが採用されました。新たに導入された起動センターでは、プラットフォームを問わず、事前に定義された29種類のアイコンから選択したり、独自のアイコンを設定したりすることが可能となっており、一貫性のあるエクスペリエンスが提供されています。

ユーザーの iOS エクスペリエンスを機能拡張

iPhoneやiPadでソリューションの外観と実行方法を、これまで以上にコントロールできるように新しいスクリプトが追加されました。App Storeで入手できる無料のビジネスアプリ、FileMaker Go 14で新たに再設計されたiOS8スタイルのインターフェイスは、すっきりとした外観と一貫性のあるユーザーエクスペリエンスを提供します。

開発技術者、パワーユーザー、管理者向け多彩な新機能

新しいバージョンでは開発者やパワーユーザー、管理者向けにも多彩な新機能を追加しています。FileMaker WebDirectでは、Webに最適化されたレイアウトを開く際、最大で25%速くなり、サポートする同時接続数が最大100になりました。
 
FileMaker Pro 14からFileMaker Server 14への接続が切れると自動的に再接続され、ソリューションは接続が切れた時の状態に復帰するので、ユーザーはネットワーク接続の切断や不安定な状態からすばやく回復することができます。
 
また、FileMaker Server 14のAdmin Consoleはセキュリティが拡張され、より強力なパスワード制御によってデータとソリューションが保護されるようになりました。経験豊かな管理者向けに、ビジネスデータの可用性を向上するスタンバイサーバーの新機能もFileMaker Server 14に追加されました。

価格と販売について

下記 FileMaker 14製品ラインのソフトウェアが、FileMaker StoreまたはFileMaker製品取扱店で購入できます。
 
・FileMaker Pro 14:38,000 円
・FileMaker Pro 14 Advanced:63,000 円
・FileMaker Server 14:99,000 円(ボリュームライセンスのみ)
  (上記価格はすべて税別の希望小売価格)
iPadおよびiPhone用ユニバーサルアプリのFileMaker Go 14もApp Storeにて無料で利用可能です。

FileMaker初代Macの時代から30周年

FileMakerは初代Macが登場した1985年に誕生し、今年30周年を迎えています。これまでに2,000万本を超えるFileMakerプラットフォーム製品を出荷し、iPadおよびiPhone向けiOSアプリのFileMaker Goはダウンロード数が150万本を突破しており、企業や官公庁、教育機関などで利用されています。
 
 
参照元 : FileMaker
執 筆 : リンゴバックス

カテゴリ : 最新情報   タグ : , ,
著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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