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2015年5月1日 18時54分
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えっ・・・80%近く持っていくの?!Apple Watchのコストが過去最大級に低すぎて市場が騒然
Apple Watchの原価率は、アップルが発売してきた製品のなかで過去最低となることが、リサーチ企業であるIHS Technologyの調べで分かりました。
CPUは10ドル、メモリは7ドル

IHS Technologyによると、Apple Watchのコストは、最大でも販売価格の24%に過ぎないそうです。
コストの内訳は、38mmのApple Watch Sportの場合で、パーツのコストが81.20ドル(約9,740円)となり、これに製造コスト2.5ドル(約300円)を合わせて、合計83.70ドル(約10,140円)になるとのことです。
アメリカでのApple Watch Sportの販売価格は、349ドル(約41,880円)ですから、1本売れるごとに、アップルは約75%の利益を手にすることとなります。なお、この算出結果に輸送コストは含まれていないそうです。
そして、ユーザーが気になるであろうApple Watch Editionのコストですが、こちらは10,000ドル(約120万円)と、最安のモデルが日本円で約128万円であることを考えれば、ほぼ利益を度外視した内容となっています。
これに関しては以前にもお伝えしましたが、アップルはApple Watch Editionを、Apple Watch全体の「広告塔」として位置づけたいようです。
利益は株価に繋がるが

ティム・クック氏がCEOになってから、アップルは以前にも増して利潤を重視する性格を強めてきました。なかでも、iPhone6が1台売れるごとに70%近くの利益を同社が手にすることが明るみとなった際は、下請けが過酷な労働を強いられていることとも相まって、大変な話題となりました。
またニュースサイトCNetによれば、Apple Watchはバッテリーを除いてアップグレードが出来ないことも判明しており、同サイトは原価率も踏まえ、「(Apple Watchを初期購入した一部のユーザーは)運がなかった」と辛辣なコメントを加えています。
参照元:CNet
執 筆:kihachi