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2015年5月15日 10時28分

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15万円のiPhoneケースが売れている!なぜなのかメーカーのSQUAIRに取材&レビュー

The Slit


 
昨年、あるiPhoneケースがとてつもない価格で発売され、話題をさらいました。その名は「The Slit」− 飛行機などにも使用されるジェラルミンを本体素材として用いたケースのお値段は、15万円(税抜)といいますから驚きです。
 
今回は「The Slit」の製造・販売元である、株式会社SQUAIR(以下、SQUAIR)を訪ね、いかにしてこの超高級iPhoneケースが誕生したかを取材してきました。

最低価格2.7万円〜のiPhoneケース、正直高すぎでは?

SQUAIRは、現在15万円の「The Slit」のほかに、5万円(税抜)の「The Dimple
」など(※価格はすべてiPhone6モデル)をリリースしていますが、普段3千円前後のiPhoneケースを使用している筆者からすると、正直かなり高く、iPhoneケースの価格帯を逸脱しているとしか思えません。
 
PRADAやGUCCIなどの高級メゾンでもないSQUAIRが、どうしてここまで強気に、高価格な製品をリリースするに至ったのか、安いiPhoneケースで満足してしまっている筆者が、その理由について単刀直入に切り込んでみることにしました。

iPhoneケース市場の概況について

 
SQUAIR
 
今回、お話を聞かせて頂いたのはSQUAIRの北川さんです(丸メガネがとてもお似合いですね!)。北川さんが早速説明してくださったのは、iPhoneケース市場の概況です。
 
現在、iPhoneユーザーの多くが使用しているiPhoneケースの価格帯は、2千円前後であるとの調査がされています。実際、家電量販店などで販売されている商品の多くが1,000円〜3,000円台ですので、最頻値を取ればその辺りというのが妥当でしょうか。ただし、この状況はまだ過渡期とも言え、毎日持ち歩くiPhoneケースへの認識は、日々刻々と変化していると分析されています。
 
その証拠として、近年高級iPhoneケース市場に大幅な成長が見られることを教えていただきました。SQUAIRでは8千円以上の製品を高級iPhoneケースとして捉えているそうなのですが、経営コンサルティング企業 船井総研によれば、この市場では、以下のグラフのような成長が見られます。
 

iPhoneケース 市場 成長

増え続けるiPhoneの出荷台数とともに、高級iPhoneケース市場も活発化(『船井総研』調べ)


 
調査を開始した2011年以降、iPhoneの成長に比例して、ユーザーのiPhoneケースに対する「価格への認識」「クオリティー」へのこだわりが増大し、高級iPhoneケースへの需要が徐々に高まっていることが見て取れますね。筆者は今までiPhoneケースに機能以外でさほどこだわりもなく約7年間を過ごしてきたのですが、たしかにそう言われると、もっとiPhoneにおめかしをさせてあげたい気持ちにもなってきました・・・

SQUAIR、高級iPhoneケースの販売戦略とは?

iPhoneケースに8,000円、場合によっては10万円以上もかけるというのは、一般の消費者感覚からはなかなか想像出来ません。正直、話題性重視で実際のところ売れていないのでは?という疑念がこの時点ではありました。
 
しかし、SQUAIRは発売から約3ヶ月で15万円の高級iPhoneケース「The Slit」をなんと100個以上も売り上げているとしています(1,500万円以上を売り上げた計算です、すごいの一言・・・)一体どんな販売戦略を採っているのでしょうか。
 
SQUAIRが重視しているのは、プレミアムさ、そしてステータス感だといいます。圧倒的な価格、品質によってメディアを巻き込み、感度の高いiPhoneユーザーであれば、SQUAIRという名は知らずとも、「15万円のiPhoneケース」といえばなんとなく想像のつく状況を創りだしました。「少しでも他のユーザーと異なるものを所持したい」「特別感を携行したい」という願望を抱くユーザーが、SQUAIRの高級iPhoneケース主要客層だそうです。
 

 
そして、さすがに15万円は高すぎると感じるユーザーに対しては、“これなら買えるだろう”という位置づけでリリースしているのが2.7万円の「The Edge」とのことで、「The Slit」の話題性に引っ張られるように、好調なセールスを記録していると伺いました。
 
もちろん、「The Edge」も十分に高額なのですが、同じようにこだわりぬいた素材を使用し、高級感を演出している点に置いては、他のユーザーとの差別化も十分に可能な製品ですので、「The Slit」に興味を持った場合、「The Edge」への購買意識も同時に芽生えそうなのは確かです。

【レビュー】「The Slit」「The Edge」を実際に使用してみた

今回は、SQUAIRにサンプルをお借りし、「The Slit」「The Edge」それぞれの使用感を確かめてみました。
 
The Slit
 
まず「The Slit」ですが、着脱は公式Webページに記載の通り、簡単に行うことが出来ました。iPhoneケースの中には、フィット感が良すぎて、着脱の際にiPhoneを傷めてしまうものも見受けられますが、「The Slit」に関しては、特殊な技術により、ケースの一部が解体可能となっているので、そのようなことは起き得ないように感じました。
 
The Slit
 
背面に関しても非常に美しく、格子状のデザインがおしゃれです。こちらも、密閉型のiPhoneケースの場合、中にホコリが溜まってしまい、摩擦で本体に傷がついてしまうケースがありますが、その心配はないように感じます。
 
The Slit
 
接近してみると分かる通り、マットな質感にかなりの高級感を感じます。
 
次に、「The Edge」を見てみましょう。
 
The Edge
 
こちらも着脱は容易で、専用のキットを使用することで簡単に装着することができます。
 
The Edge
 
The Edge
 
「The Slit」はもちろん、「The Edge」に関しても本体カラーが忠実に再現されており、全く違和感を感じません。
 
The Edge
 
ただ、こちらは着脱に使用する箇所がプラスチック製で、やや破損の怖さを感じました。
 
両製品とも、お値段が張ることもあり、仕上がりはほぼ完璧と言っても過言ではありません。ただ、「iPhoneケースは安くてもよい」と感じている方にとっては、まだ、少し敷居の高い製品ではないかと感じました。
 
iPhoneケースにプレミアムさ、そしてステータス感を求める方でしたら、実際の店舗で質感などを確かめてからがおすすめです。
 
 
参照元:SQUAIR
執 筆:クロス

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