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2013年9月30日 17時05分

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孫さん久しぶりに登場!iPhone 5s/5cの電波状況と今後の戦略について

softbank 2013 Winter - 2014 Spring
2013年9月30日15:00~東京にある「ザ・プリンスパークタワー東京」で「2013 Winter – 2014 Spring ソフトバンク新商品発表会」が行われ、孫社長が久しぶりに登場しました。料金プランやキャンペーンなどのサプライズはありませんでしたが、なぜ毎年顔を出していたのに、「iPhone 5s」と「iPhone 5c」の発売日に顔を出さなかったのか。最新の電波状況や、3社iPhoneの取扱が始まって今後国内の市場はどうなるかなどについても答えています。
 

ソフトバンク孫社長

ソフトバンク孫社長


 

ソフトバンクの電波改善計画はどこまで進んだのか

登壇後やはり最初の話題は「iPhone 5s」と「iPhone 5c」で、ドコモの参入についてでした。国内3社がiPhone取扱いを開始した事で、今後は1シーズン20~30機種では無く、売れ筋の少数端末が主力になると予想しています。そして、同じ端末を扱う事でサービスやコンテンツ、特にネットワーク(回線のつながりやすさ)などで各社が差別化をしていく事に言及していました。
 
そして、3年半前にソフトバンクから出された、「電波改善宣言」についての進捗について説明がありました。以下に画像と共にまとめます。
スマートフォンパケット接続率
↑まず最初に着手したのが、徹底的な競合他社の調査でした。他社の通信状況をモニタリングして月間10億件のビッグデータの収集から開始しました。これはドコモやauのどの機種が何処でどれくらいつながっているのかという内容です。そして、そこから3年半かかって、改善を計り、9月22日調査では上図のように接続率がNo1になりました。
 
スマートフォン通話接続率
↑パケットだけでは無く、通話での接続率もNo1に。
 
通信重大事故
↑また、通信回線に重大な障害が起こった場合、総務大臣に報告の義務があるそうですが、ソフトバンクは現在まで850日無事故で来ているそうです。
 
スマートフォン総合満足度
↑結果総合満足度が国内携帯3キャリアで1位となったようです。この「電波改善計画」を打ち出した頃、野球のソフトバンクホークスが優勝しましたが、「ソフトバンク、打線はつながっても電波はつながらない」と揶揄されていました。しかし継続的に改善を計った結果、ソフトバンクは現在一番つながる状態になりました。

ソフトバンクはどのように電波改善をしたのか

快適な通信環境
↑一般的な電波装置では無く、よりつながりやすく、よりパケ詰まりのしない方式で小セル化を行った。そして更にそれを1年で3倍以上増やした。
 
ダブルLTE
↑まず、買収したイーアクセス(イーモバイル)と両方を使えるようにした。
 
倍速ダブルLTE
↑次に37.5Mbpsだった回線を2倍の75Mbpsに引き上げた。また、このLTEの方式も「FDD-LTE」と「TD-LTE」という世界で主流の2大LTEを採用し、世界で最先端を走っている状態になった。

iPhone 5s/5c発表後の通信状況の調査結果

iPhone 5c全国通信回線調査
↑iPhone 5s/5c発売後にソフトバンク社員が8000台のiPhone 5cを使い120万回調べたという調査のひとつに「日本全国乗降客数TOP1000駅」で調査を実施した結果。なんと、1000駅の中で837駅で通信速度が1位となりました。しかし、そうは言ってもこれは自主調査。第3者機関の調査はどうなってるのかというと。
 
kakaku
東証一部上場で価格比較サービスを提供する「価格.com」の調査結果でもダントツの1位となっています。詳細は「/5c回線速度計測でソフトバンクが1位-価格.com調査」でもご紹介しています。そして、価格.com以外にも、クロスマーケティングやMMD総研などの調査会社の結果でも同様に、繋がりやすさや回線速度共に1位でした。
 
iPhoneなど、特に3社が扱っている端末についてはネットワークの性能比較がよりフェアに公平に比較出来るようになりました。現在でもドコモやauが最もつながるイメージがあるかもしれませんが、実際のデータではソフトバンクが1位になっています。しかし、このイメージに対して、孫社長は「我々がつながらない状況だったため、しょうがない、しかし、今はSBが一位になった。」「そしてiPhone 5s/5cでも最も回線品質の高いキャリアはソフトバンクだ。」と言いきっていました。
 
実際に販売結果でも発表会の中で使われていたものと同じソースの記事でもご紹介の通り、ソフトバンクが発売からのスタートダッシュで頭一つ抜けだしています。
 
また、今後さらにつながる為の計画の前倒しを発表しており、トリプルLTEが来れば屋内での電波状況も改善される為、更に便利になるという事でした。しかし、今後当然他のキャリアも通信回線には力を入れてくると思いますので、競争がより激化して行くでしょう。

質疑応答で気になる答えのまとめ

各メディアから質問から抜粋

●孫社長はなぜiPhone 5s/5cの発売イベントに出席しなかったのですか?
「アメリカで買収したばかりの、スプリントの最初の取締役会があったので発売イベントに参加できなかった。iPhoneに対する情熱を失ったわけでは無い。」
 
●ドコモ参入で国内3キャリア揃いましたが今後の展望は?
「4年前からずっとその事を想定していた、4年前にドコモさんが参入してたら大ダメージだった。3年前でも影響は大きかった。2年前でも影響はあっただろう、しかし、現在電波が改善され結果としてソフトバンクの現在の販売状況から見れば十分戦えます。」
 
●iPhone 5s 在庫不足について
「ゴールドとシルバーは品不足が続いています。予約から順番になるのでだいぶ待たせてしまう状況が暫く続くと思います。5cは潤沢に在庫があります。」
 
●他のスマートフォンOSは取り扱っていきますか?
「WindowsやFirefox、Tizenなどは今後広がるとは思えないので、あまり興味ありません。」
※日本では、NTTドコモが「Tizen」を、KDDIが「Firefox OS」を搭載した端末を販売することを表明しています。これらのOSの特徴はiOSやAndroidのようにプラットフォーム事業者を介さずに、直接ユーザーにサービスを提供できることと言われています。
 
●スプリント関連の質問が多かったのでまとめました。
「国内は勝っているので海外に注力する」「スプリントの好転までの道のりは1年~2年で考えている、ボーダフォン買収の時も同じような形だった」「スプリントを買収したことで、Android端末の販売力が増え、各メーカーへの交渉力が目に見えて増した」
 
●電力の買収しますか?
「しません(笑)」
 
●今後の展望
「国内に関してはしばらく3社で三つ巴で拮抗するのではないかと思う。各社の社長もネットワーク絡みのコメントが多くなっている。」「今後も、世界最高のつながりやすさと速度が世界一である、それをスプリントでもネットワークを作っていく。ずっと悔しい思いをして築き上げた国内でのノウハウを生かし、世界で勝負します。」「またその為にシリコンバレーにソフトバンクの新オフィス(研究所)を立ち上げた。」
 
 
気になる料金面やサプライズキャンペーン的な事については言及はありませんでした。ただ、話しの中で、3巴で行く限り価格競争が起こり、1ヶ月や1週間単位ではなく、1日単位で、値下げ競争をしていきます。という言葉がありました。今後国内キャリアのiPhoneユーザー争奪戦は更に加熱して行くと思いますが、引き続き目が離せない戦いになりそうですね。

新作とその他おまけ

SoftBank 2013Winter-2014Spring Collection

SoftBank 2013 Winter-2014 Spring Collection

シャープIGZO搭載端末は動作がサクサクなら勝負できそうな良い雰囲気でした。世界初極細フレーム、世界初3辺狭額縁、フルセグ、電池余裕の2日間、1630万画素カメラなどが付いている。その他富士通のスマホ、ガラケーも引き続き販売する等発表がありました。
 
osugi
↑「杉ちゃん」と「ローラ語とフランス語を話す謎のバイリンガル女性」が繰り広げる寸劇の一コマ。
 
 
執 筆:iPhone Mania

 
 

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