iPhoneに搭載のカメラ、将来的には構造に大きな変化も?
iPhoneに搭載されているカメラは、そのリリースごとに刻々と進化を遂げていますが、将来的には大きな構造的変化により、さらなる進化がみられるかもしれません。
Apple、カメラ関連で新たな特許を取得
Apple関連ニュースメディアのApple Insiderによりますと、Appleはカメラ関連で新たな特許を取得したようです。
これまでiPhoneに使用されてきたカメラは、フロントカメラとインカメラで異なる構造が採用され、スタンドアローンなカメラとしてそれぞれ存在してきましたが、Appleが新たに取得した特許では、これらを構造的に1つにまとめることが可能となります。
この新たなシステムは、複数のカメラレンズから採光された画像情報を、ミラー構造を使用することにより、1つのイメージセンサーによって処理してしまうシステムです。たとえば、iPhone6/6 Plusでは、フロントカメラに800万画素のイメージセンサーが、そしてインカメラには500120万画素のイメージセンサーが使用されていますが、これを1つのイメージセンサーとしてまとめることにより、効率的な内部構造の実現が可能となるほか、レンズの向上によってはインカメラの画素数をフロントカメラ級のものに向上することが可能となります。
今年9月にリリース予定とされるiPhone6sやiPhone7のカメラには様々な噂がありますが、仮にこれが実現すればカメラの効率性や性能に関して、抜本的な向上が見られるかもしれませんね。
参照元:Apple Insider
執 筆:クロス
※読者様からのご指摘により、記載内容に一部修正を加えました。ご指摘いただき、ありがとうございます。
iPhone Mania編集部
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