2015年3月25日14:00公開 / 2015年3月26日05:46更新
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SIM可、持ちは10倍…「先行発売」のApple Watchたち
アップル製品の製造国である一方、同製品の偽物も次々と世に送り出している中国ですが、御多分に漏れずApple Watchの偽物も早々と市場に出回っています。偽物の存在はこれまでも確認されてきましたが、その機能についての詳細なレポートがネットでは話題となっています。
SIMを挿して単独で電話がかけられる

日本では4月24日に、最も安いモデルが42,800円で発売されますが、中国で発売されている「先行モデル」の1つは、その10分の1の価格である45ドル(約5,400円)で購入できるようです。ニュースサイトre/codeによれば、香港で購入されたものだそうですが、製造先は深センだったとのことです。
一見するとこのSimple Watchは粗野な偽物でしかないですが、画面のインターフェイスやブルーのベルトなど、遠くから見れば本物と変わりがありません。SIMカードが挿入でき、時計自体から電話をかけることが出来るそうです。カメラもついており、白黒の写真が撮れます(本物のApple Watchは時計単独での撮影が出来ません)。
10倍の持続時間

以前、ラスベガスで行われた家電見本市のCESでも、複数の企業から「先行モデル」が展示されましたが、なかでも深センの企業Hyperdonから27ドル(約3,230円)で発売されたモデルは、上述したSimple Watchよりも、はるかに高性能でした。
このHyperdon Smart Watchは、iPhone6に同期でき、電話の発着信や、音楽を聞いたり出来るうえ、中国版LINEであるWeChatでメッセージが届くとお知らせしてくれるほか、Bluetoothの圏外になるとアラームで警告を発してくれる機能までついています。さらに、駆動時間は最大180時間と、純正Apple Watchよりも10倍の長さです。
re/codeはアップルにこの画像を送ったそうですが、残念ながらコメントを拒否されたとのことです。
参照元:re/code、Mashable
執 筆:kihachi
著者情報
iPhone Mania編集部
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