PC利用者減少がストップ傾向に!PC・スマホ利用動向調査
2015年3月24日、ニールセン株式会社は、PCやスマートフォンにおける2014年インターネット利用動向調査のまとめレポートを発表しました。なお、調査はニールセンが独自で提供する視聴率データツールを使用した結果となります。
PC利用者減少がストップ
スマートフォンの登場以来、利用者減少が進んでいたPCによるインターネット閲覧ですが、ニールセンの発表レポートによると、2014年7月時点で利用者減少は底を打ち、以降は横ばいに推移していることがわかりました。また、スマートフォンにおいては、依然利用者の増加傾向が続いており、2015年も増加傾向にあると予想されます。
今回の調査結果からは、2014年を境目として、”PCで行った方が便利な作業”、”スマートフォンで行った方が便利な作業”というように、実生活におけるインターネット利用デバイスの棲み分けが明確になされたのではないかと考えられます。
実益=PC、娯楽=スマートフォン
PCの利用目的に関する調査によると、必要な知識や新しい知識の情報収集、商品の購入など実益となり得る動きについては、PCを多用している傾向にあることがわかりました。しかし、買い物情報や動画・音楽などのエンターテインメントコンテンツについてはPC以外のデバイスを取り入れているユーザーが多い傾向となっています。
一時は”スマートフォンやタブレット端末の普及に伴って、PCが不要になる”というような考え方もありました。しかし、今回の調査結果を見ると、PCとスマートフォンは相対するものではなく、使い分けながら共存していく存在として認識されているようです。
参照元:ニールセン株式会社
執 筆:chappy
iPhone Mania編集部
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