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2015年3月19日 16時25分

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米ヤフー、投資家の圧力に負け中国から完全撤退へ

yahoo 雅虎 閉鎖 リストラ 撤退
 
3月18日、米ヤフーは中国から撤退することを明らかにしました。テクノロジー業界にとって中国は決して無視出来ない存在ですが、今回の撤退によって、検索サイトである米ヤフーが中国でビジネスを続けていくことの困難さが改めて浮き彫りとなりました。

中国から完全撤退

これまでも同社は中国から戦略的撤退を段階的に行っていましたが、今回北京にある研究開発施設を閉鎖することによって、中国から完全に撤退することとなります。これによって、同社従業員の2%にあたる約200-300人が解雇されるとのことです。
 
ウォール・ストリート・ジャーナルへ関係者が語ったところによれば、同じく撤退したグーグルとは事情が異なり、中国政府当局からの圧力によって閉鎖したわけではないとのことですが、百度(baidu)や捜狐(sohu)、新狼(sina)など国内の大手検索サイトが凌ぎを削るなか、中国でこれ以上シェアを拡大することは難しいと判断したことが伺えます。

経営再建の真っ最中


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現在、米ヤフーは、マリッサ・メイヤーCEOの元で経営再建を行っている最中ですが、AOLやソフトバンクとの合併案など、抜本的な経営改革を投資家たちから要求されており、中国からの撤退もこういったリストラの一環とみるのが適切なようです。
 
ドメイン登録やeコマース、メールサービスといった幾つかの部門は、同社が所有するアリババの株式15%と共に、今年2月にヤフーが設立(スピンオフ)したSpinCo.という会社に移管されている最中です。
 
この移管手続きが完了することによって、米ヤフーは500億ドルを生み出すことが出来るだろうと、メイヤーCEOは述べています。
 
しかし、先述したアリババの株式15%の時価総額が2月時点で400億ドルであるのに対し、米ヤフーの全株式の時価総額は同月時点で450億ドルしかないという事実は、インターネット業界の栄枯盛衰を表しているとも言えますね。
 
 
参照元:ZDNetWSJ
執 筆:kihachi

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