2015年3月18日 17時13分
読了まで 約 1分58秒
クパチーノ市の帝王アップル、今度は東京ドーム半個分のビル借り入れ
新オフィスであるApple Campus2の全体像もだんだんと明らかになってきましたが、アップルがクパチーノ市内に新たなオフィスを借りていることが分かりました。
それでも東京ドーム0.6個分

ニュースサイトApple Insiderによれば、クパチーノ市の大通りに面した2つの建物をアップルが借りていることが判明しました。借り上げた面積は260,000スクエアフィート(24,155平方メートル:東京ドーム0.6個分)です。建物全体の面積は274,000スクエアフィートなので、建物を丸ごと借り入れたわけではなく、14,000スクエアフィート分は他企業のために残したことになります。
おそらく1,300人以上の従業員がこのオフィスで働くことになるのではないかと言われています。しかし、同じクパチーノ市内の州間高速道路沿いに目下建設中であるApple Campus2の建物面積は、およそ2,800,000スクエアフィート(約712,250平方メートル)と言われており、12,000人の従業員を収容できるレベルですから、アップルにとって今回の建物はオマケのようなものでしょうか。
借り入れはキャンパス完成まで?
しかし、不動産の専門家は、この建物は2016年までの「つなぎ」であり、最終的にApple Campus2が完成した暁には手放されるだろう、と予測しています。
今年の2月には、クパチーノに隣したサニーベール市に位置する424,000スクエアフィートのオフィスを、SNS企業であるLinkedInから又借りしていたことが明らかになるなど、自動車開発や太陽光発電といった新事業に向けて、アップルが水面下で色々と動いている様子が伺えますね。
なお、Apple Campus2の進捗状況は下記の動画で確認できます。
参照元:Apple Insider
執 筆:kihachi