【注意】iOS8.2は通信傍受の危険性に対応、重要なアップデート!
iPhoneやiPad向けのiOSの最新バージョンであるiOS8.2は、通信傍受の危険性がある脆弱性に対応した重要なアップデートであり、早めにアップデートしたほうが良さそうです。
iOS8.2は通信傍受の危険性を回避するアップデート!
日本時間3月10日に公開されたばかりの最新版iOS8.2は、Apple Watch用アプリ追加のほか、バグ修正と安定性向上が中心のアップデートでした。
しかし、直前バージョンであるiOS8.1.3以前で対応できていなかった脆弱性に対応しており、通信の暗号化が強固になっているとマイナビニュースが伝えています。
iOS8.1.3以前では、「FREAK」と呼ばれる、SSLとTLSの脆弱性があり、通信傍受などの被害を受ける危険性が残っていました。iOS8.2では、このセキュリティホールへの対策が施されており、マイナビは「できるかぎり迅速にアップデートを実施すべき」と促しています。
マイナビによると、「Tracking the FREAK Attack」というサイトにアクセスし、青い帯が表示されれば「FREAK」対策ができており、赤い帯が表示された場合はシステムに脆弱性が存在することを確認できます。
地味に見えるアップデートほど重要?
iOS8.2のアップデート内容があまり目新しいものではないこと、iOS8のリリース直後のバグの記憶から、アップデートを様子見していたユーザーも多いと思いますが、セキュリティ対策のためにも、早めにアップデートしたほうが良さそうです。
2014年2月にリリースされたiOS7.0.6でも、目に付く変化が少なかったものの、米国政府の陰謀説まで流れたほど重大なセキュリティホールへの対策がされており、地味に見えるアップデートほど重要といえるかもしれません。
なお、先日ご紹介した「スクリーンショットを無音化する方法」は、筆者がiOS8.2にアップデートしたiPhone6 Plusで試したところ、これまでと同様に無音化することができていました。
iOS8.2へのアップデートは476MBと大容量のため、安定した接続環境と空き容量、を確保して、時間に余裕をもって作業することをお勧めします。
参照元:マイナビ
執 筆:hato
iPhone Mania編集部
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