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アメリカのケーブルチャンネル大手HBOとアップルが協力し、4月からApple TVでストリーミングサービスを行うことが決定しました。ウェブ上で月額料金を払うだけで、ケーブルテレビが提供するコンテンツを見放題というサービスは、大手ケーブルチャンネル各社のなかではHBOが初となります。

HBOが一石を投じた

昨年にもHBOはインターネット上で動画を購入できるサービスを提供していましたが、4月からは月額料金を払えば、ケーブルに加入せずとも、HBOのコンテンツを享受することが可能となります。料金は月額15ドルになる見込みで、これまでApple TVを通して提供していた単体コンテンツ同様、Apple TVで見ることが出来るとのことです。
 
これまでも同社のコンテンツは「HBO Go」というサービスを通して、iPadやApple TVなどで試聴することが出来ましたが、ケーブル加入や衛星プロバイダーを通してHBOを申し込む必要がありました。

日本でも動きがあるか

Time WarnerやComacastといったケーブルテレビ会社は、現在の収入モデルをむやみに切り崩したくないという理由から、現状維持を決め込んでいる模様です。しかし、通常の一方的なテレビ配信から好みのチャンネルをピックアップ出来るケーブルへと時代が変遷したように、ケーブル主流の時代もそろそろ終わりを迎えているのかも知れません。
 
日本でもNHKが課税の対象をスマートフォンやタブレット所有者にまで広げようとする動きがありますが、NHKもストリーミング配信を進めていくのでしょうか。ちなみに中国では、日本のNHKにあたるCCTVがあらゆるデバイスで全チャンネル無料ストリーミング配信されており、世界中からアクセス可能です。いずれにせよ、日本でもApple TVで気軽にケーブルテレビが楽しめる日が待ち遠しいですね。
 
 

参照元：MacRumors
執　筆：kihachi

カテゴリ : Apple TV, 最新情報　　 タグ : Apple, Apple TV, アメリカ