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2015年3月3日 20時18分

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手袋でも濡れた手でも―富士通「まばたき」でスマホのアンロック開発

虹彩認証 スマホ
 
富士通は、スマートフォンのロックを「まばたき」で解除するシステムを発表しました。パネルと指の組み合わせが不可分と化していたスマートフォン界において、この新システムは画期的だと言えます。

指紋と同じ特長に着目


虹彩認証 スマホ
 
同じ指紋が世界に2つと存在しないように、自分と同じ瞳を持つ人間は自分自身を除いて世の中に存在しません。また2歳以降であれば、眼球の虹彩パターンはほとんど変化しません。富士通はこの2点に注目し、スマートフォンをまばたきでロック解除する虹彩認証システムを開発しました。

 
システムを有効にするには、最初に赤外線LEDライトを目に照射し、前面に取り付けられた赤外線カメラで虹彩の凹凸写真を撮影します。以降は、この撮影画像で照合が行われるという仕組みです。これまでに富士通が開発した既存の虹彩認証システムをベースに、高速生体認証システムを開発する企業であるDelta IDとの協力を得て、当システムが誕生しました。
 
また、従来の虹彩認証システムと異なり、わざわざカメラの10cm圏内にまで目を近づける必要はなく、日常的にカメラを持つような距離でも認証が可能であるとのことです。

指紋認証よりラク

それぞれの個人に固有のキーであり、長期に変化しないという点ではこれまでの指紋認証と同じですが、iPhoneのようにパスワードや指紋認証を始めとする従来のロック解除システムは、いずれも指先がタッチパネルに触れた際の電極における電荷を読み取るものであったため、指紋を正常に読み取れない状況下では、ロックの解除が適切に行えませんした。
 

しかし、新たに開発された虹彩認証ではスマートフォンに視線を投げる動作を行うだけで済むため、たとえ分厚い手袋をしていたり、手が濡れているといった状況下でも楽に解除が可能です。

今後は虹彩認証スマホが続々登場?

またこの技術は、世界最大の携帯通信関連見本市であるモバイル・ワールド・コングレス(MWC)で発表されたものですが、白目の毛細血管で認証するタイプの、富士通とは異なる虹彩認証システムを取り入れたZTEのGrand S3もMWCでは展示されており、将来的にはスマートフォンも虹彩認証が主流となっていくのかも知れません。
 

現在はプロトタイプが発表されただけにすぎませんが、近いうちにスマートフォンへ組み入れると富士通は述べており、1年以内には何らかの発表を行うとのことです。下記は日本国内向けの紹介動画です。
 

 
 
参照元:gizmag
執 筆:kihachi

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