2015年2月21日 17時12分
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盗まれたiPhoneが中国に移動している事件に注意、iCloudで対策を
ニューヨークで盗まれたiPhoneが中国で発見されるという事件が起こりました。盗まれたユーザーのiCloudに中国の写真が上がっていたことから発覚しました。
盗難スマホを中国へ持っていく組織がある
盗難を受けたiPhoneのアカウントでサインインすると、なんと中国に移動しており、iCloudには中国の風景画像が次々とアップロードされていました。
「中国のような場所に持っていくための経路を組織できる闇商人のネットワークがある」とiPhoneの専門家であるIvan Drucker氏は述べます。
同氏によると、アメリカで盗まれたり無くしてしまったiPhoneが、中国などのiPhoneの需要が高い国へ「移動」していることは珍しくないとのことです。
筆者も昔、iPhone3GSを上海の空港で盗まれ戻ってくることはありませんでしたが、今頃どこの新天地でデバイスとしての余生を過ごしているのか気になるところです。
キルスイッチによって盗難件数は激減しているが
iPhoneでもお馴染みですが、スマートフォンによっては盗まれたり紛失してしまった場合、ユーザーがスマートフォンをロックして使えないようにしてしまう、「キルスイッチ」という機能が搭載されています。このキルスイッチによってiPhoneの盗難件数は激減しました。
以前にも、盗難したiPadで自撮り写真をiCloudにアップロードしてしまったため、あえなく御用となった犯人がいましたが、逆に言えば我々も普段からiCloudとしっかりコネクトしておけば、たとえ紛失や盗難にあっても取り戻せる可能性はあるということです。最低でも位置情報はオンにしておきたいものですね。
参照元:CBSNews
執 筆:kihachi