2015年2月19日11:45公開 / 2015年5月11日23:58更新
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ソニー、「ウォークマン」事業を分社化へ!「VAIO」に続き本体から分離
ソニーは18日、2015~2017年度の中期経営計画を発表し、携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」を抱える「ビデオ&サウンド」事業を今年10月に分社化する意向を明らかにしました。
すでに同社はテレビ事業のほか、パソコン(VAIO)事業についても撤退していますが、今回「ビデオ&サウンド」事業も分社化することにより、さらなる経営効率化を目指すとしています。
「ウォークマン」、ソニーブランドでの販売は継続
「ウォークマン」と言えば、ソニーの象徴的な商品の1つで、1979年の登場から先進性の象徴として開発を継続されてきましたが、AppleがiPodを発売以降、その人気に陰りが見えていました。近年、高付加価値モデルを販売し、人気奪還の気配を見せてはいたものの、「小さな本社」を目指すソニーは「ウォークマン」事業を本体から分離することに決めたようです。
今後ソニーは、本社に「必要最低限の管理機能」を残すことを目途に経営改善を掲げており、成長分野としては(1)家庭用ゲーム機「プレイステーション」などの「ゲーム&ネットワークサービス」(2)映画や音楽などの「エンターテインメント」(3)画像センサーなどの「デバイス」の3つを見込んでいるとしています。
先日、VAIOはSONYからの分離後初の新製品を発表して話題を集めましたが、「ウォークマン」についても今後どのようになっていくのか注目ですね。なお、VAIOのように、事業自体の売却がされたわけではないので、「ウォークマン」が「ソニー」ブランドから販売されることは継続する模様です。
参照元:YOMIURI ONLINE
執 筆:クロス
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iPhone Mania編集部
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