2015年2月18日 11時58分
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情報関連メディアのライターをAppleが引き抜き
他社から優秀な人材のヘッドハンティングを続けるAppleですが、今度はApple情報などを配信している海外メディアMacWorldのライター/シニアディレクターを務めるChris Breen氏を引き抜いたようだ、と海外メディア9to5Macが伝えています。
ライターの引き抜きは過去にも
直近では「BBC Radio 1」の人気DJであるZane Lowe氏をヘッドハンティングしたAppleですが、同社は近頃、高級メーカーのマーケティング担当やデザイナー、メーカー重役など、多分野から優秀な人材の引き抜きを続けています。今回Appleのお眼鏡にかなった人物はApple情報などを配信している海外メディアMacWorldのライター/シニアディレクターを務めるChris Breen氏で、すでにMacworldも同氏の退社を伝えています。同メディアは「私たちが受けた損失は、Appleにとって大きな利益になる」と綴っており、同氏の能力の高さを示しています。
同氏がどのような担当を受け持つことになるのかは不明なものの、9to5MacはPR担当に就くことを予想しています。
ちなみに、Appleによるジャーナリストのヘッドハンティングは今回が初めてではなく、過去にはAnandTech.comのAnand Shimpi氏の引き抜きに成功しています。
Appleにとって、社外から長年にわたって自社を見てきた人材を確保することは、今まで盲点となっていた箇所が明らかになる点で、社内的にも重要視されているということなのでしょうか。
参照元:9to5Mac、MacRumors
執 筆:クロス