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2015年2月18日 07時27分

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Apple Payの中国進出が難航

AppleChina


 
中国の中央銀行である中国人民銀行、UnionPay(中国銀聯)、アリババらが、アップルのモバイル決済サービスApple Payの中国進出に反対しているようです。
 
またMarket Watchは、アップルはまだ中国政府から正式な認可を得ていないため、Apple Payが政府が求める要件を満たしているかどうかも不明だと伝えています。

中国金融機関との話し合い、進まず

iOS8のコードで、中国銀聯がApple Payで利用可能なクレジットカードのひとつとして記述されていたことはiPhone Maniaでもお伝えしました。しかしMarket Watchによれば、アップルと中国銀聯との話し合いは予定通りに進んでいないようです。
 
中国人民銀行の関係者によると、アップルと中国銀聯のApple Pay中国進出についての話し合いは昨年から始まっており、当初は3月の決着を目指していたとのことです。
 
中国銀聯は2年前に非接触型決済システムを導入しており、スマートフォンでの決済を可能としています。またモバイルアプリによるQRコードを使った決済では、アリババのAlipayや、TencentのWePayなどが存在します。

規格準拠の問題も

中国で非接触型決済サービスを展開するには、中国人民銀行による技術規格PBOC 3.0に準拠する必要があります。Apple Payに詳しい関係者によると、iPhoneに搭載されたチップがこの規格に完全には準拠していないとのことです。
 
また中国の金融システムにおいて大きな力を握る中国銀聯は、Apple Payの中国進出を快く思っていないと、関係者が語っています。

高い手数料がネックに

もうひとつの障害となっているのが、Apple Payの手数料の高さです。米国では1回のApple Payでのクレジットカード決済につき、0.15%から2%の手数料がアップルに支払われています。
 
中国では現在、クレジットカードやデビットカードの決済の手数料は0.38%から1.25%で、そのうち70%がカード発行機関、20%がカード支払いを処理する銀行、10%が中国銀聯に支払われているようです。
 
一方Alipayの手数料は0.7%から1.2%、WeChat Walletは0.6%で、利用者が少ない決済サービスほど、手数料は低くなっているようです。
 
 
参照元 : Market Watch
執 筆 : lunatic

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