2015年2月15日 23時23分
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AndroidとChrome OSを両方搭載したChromebookをGoogleが開発中との噂
ネット専用パソコンとしての利用や、教育市場からの人気が高い「Chrome OS」搭載の「Chromebook」ですが、Googleは「Android OS」も搭載した「デュアルOS Chromebook」を開発中のようだ、と海外メディアのDigiTimesが報じています。
サプライチェーンからの情報によれば、2015年に開催されるGoogle I/O 2015で発表予定のようです。
「Microsoft Surface」と同様の「2 in 1」デバイスに?
DigiTimesによれば、Googleが開発中とされる「Chrome OS」と「Android OS」の双方を搭載した「デュアルOS Chromebook」は、販売中の「Microsoft Surface」のような2 in 1デバイス(キーボードを取り付け、取り外しのできるデバイス)になるようです。キーボードを接続してPCとして使用する際は「Chrome OS」が駆動し、キーボードを外してタブレットとしての利用をする際は「Android OS」が駆動するようです。
電車の中など、スペースがあまり広くない時には、タブレットとしての利用ができる点が魅力ですね。低価格で、日常使いのできるスペックを求める「Chromebook」ユーザーには受けそうな商品です。
Microsoftは焦りを募らせる?
現在「Microsoft Surface」を発売中のMicrosoftは、この商品を脅威に感じているようです。
DigiTimesによれば、この画期的な「デュアルOS Chromebook」の市場侵食を止めるために、今年の下半期に発表予定の「Windows10」に「Surface」開発用の低価格ライセンスが付与される、としています。
Appleも「Mac OS」と「iOS」の統合を計画中という報道が以前ありましたが、2015年はこうした「2 in 1」タイプのデバイスが主流になっていくのでしょうか。
参照元:DigiTimes
執 筆:クロス