約8割のユーザーがアプリやWebサービスのID・パスを使い回す
2015年2月9日、株式会社ディー・ディー・エスは、「パスワードに関するインターネット調査」を実施し、その結果を発表しました、なお、調査は20代~50代の男女400名に対して行われています。
パスワード、記憶で管理が6割
パスワードの管理方法に関する調査では、約6割のユーザーが自らの記憶を頼りに管理していると回答しています。スマートフォンやPCのメモ帳、パスワード管理ソフトを活用するユーザーは全体の3割しかおらず、ID・パスワードがわからなくなった経験があるというユーザーは約9割を占めています。
IDとパスワードを利用した認証、9割がめんどくさいと回答
最近ではログイン情報をCookieに保存して、利便性向上をはかるサービスが多くなっていますが、ユーザーにとってID・パスワードを入力するという工程は、非常に大きなストレスになっているようです。
ID・パスワード所持数に関しては、サービス毎のID・パスワードを6種類以上所持しているという回答者が最も多い結果となり、ユーザーのセキュリティー対策に関する意識は高いということがわかりました。
SNSやWebサイトでアカウントを乗っ取られた経験がある人は約6%
去年、大きな話題となったLINEアカウント乗っ取りなど、自分のアカウントを乗っ取られた経験があるという人は全体の約6%、20人に1人程度であることがわかりました。このようにアカウント乗っ取り自体が身近になっていることもあり、ユーザーのセキュリティー意識は高くなっているようです。
約8割のユーザーがID・パスワードを使い回す
ID・パスワードの使い回し状況についての調査では、約8割のユーザーが使い回している結果となりました。理由としては「覚えられない」「パスワードを考えるのが面倒」といったものが多くなっており、今後はiPhone5sから搭載された指紋認証機能のような生体認証が、ID・パスワードにとってかわる認証機能として主流になっていくのかもしれません。
参照元:株式会社ディー・ディー・エス プレスリリース
執 筆:chappy
iPhone Mania編集部
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