アップル、スマートフォン利益で完全な1人勝ち状態に
2014年10月-12月期において、アップルのiPhoneが世界のスマートフォン利益全体の93%を占めた可能性があると、投資銀行Canaccordが分析しています。
スマホ利益の93%をiPhoneが獲得
アップルが1月末に発表した同四半期の決算報告によると、iPhoneの販売台数は7,440万台で、その平均販売価格は687ドル(約8万1,460円)でした。投資会社Canaccordの分析によると、これはアップルが、スマートフォン全体の利益の93%を占めたことを意味します。
2014年通年で見ても、アップルは利益で79%のシェアを獲得した模様です。
Canaccordはまた、2018年末には、推定18億2,000万の全スマホユーザーの約3分の1(推定6億5,000万)が、iPhoneユーザーとなる可能性があると予測しています。
一方、アップルの最大のライバルであるサムスンの、2014年10月-12月期におけるスマートフォン利益全体に占める割合は9%で、アップルとサムスンをあわせると102%になるとのことです。
スマホ事業で利益を得ているのはやはりアップルとサムスンのみ
Canaccordが昨年8月にも、スマホで黒字となっているのはアップルとサムスンの2社しかないことを明らかにしましたが、2014年10月-12月期においても、スマートフォンで利益を上げているのはアップルとサムスンのみです。
HTC、LG、ソニー、レノボ、BlackBerryは損益ゼロ、Nokiaは2%の損失でした。
参照元 : 9to5Mac、Barron’s
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
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