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2015年2月3日 11時58分

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シャープ亀山第1工場、Appleとの専属契約を見直し中国向けにもパネル供給へ

iPhone 部品 シャープ


 
経営不振の続く国内メーカーのシャープは、経営の再建に向け、Apple向けの高精細パネルを生産している亀山第1工場について現在の専属契約を見直し、中国メーカーなどにも同パネルを供給していく意向であることが、SankeiBizの報道で明らかになりました。

2012年に専属の製造契約を結ぶも・・・

シャープの亀山第1工場は、平成16年1月、テレビの生産工場として稼働を開始しましたが、2009年には同事業不振のために生産ラインを中国企業に売却しました。
 
その後、Appleからの出資を受けて2012年にApple製スマートフォンiPhoneの高精細ディスプレイ生産工場として専属契約を締結していましたが、関係者によればAppleは市場需要に応じて週単位での製造調整を行うため、稼働が安定せず、昨年から契約内容の見直しについて交渉を進めていたようです。

同業他社の台頭

高精細液晶の分野では、近年ジャパンディスプレイなどの台頭や、タブレット端末の不調に伴うパネル供給量の不調など、芳しくない状況が続いていました。
 
シャープは、太陽電池などの各事業についても軒並み赤字を計上しており、2015年は300億円程度の最終赤字に転落する見込みです。

望みは中国メーカーによる需要量か

こうした事業環境の中、中国では好調なスマートフォンの販売等に後押しされ、高精細パネルの需要については堅調な状況が続いています。
 
すでに中国向けの高精細パネルは亀山第1工場と隣接する亀山第2工場や、三重第3工場において生産していますが、Appleとの専属契約見直しによって、亀山第1工場でも中国向けのパネル生産を始めることにより、収益性の改善を狙うようです。
 
2000年代までは中国に日本製品の部品を下支えしてもらっていましたが、近年の経済成長によってすっかり立場が逆転してしまった格好ですね。
 
 
参照元:SankeiBiz
執 筆:クロス

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