Yahoo、Safariの「既定の」検索エンジンを目指す
YahooがSafariの既定の検索エンジンとなる可能性が浮上しています。現在既定の検索エンジンとなっているのはGoogleです。
YahooのCEO「関心がある」
Yahooのマリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)は、現地時間27日に発表された同社第4四半期決算報告において、Appleの既定のウェブブラウザであるSafariは、世界でも有数の検索契約の相手であると語り、Appleとの契約に強い関心を示しました。
「当社は検索エンジン事業に携わっており、この事業に関わるものであれば誰でも、Safariとの契約に関心を持っているはずです。Safariユーザーは世界でももっとも使用度の高い、利益率の高いユーザーであり、私たちが提供できたらと心から思っています」
メイヤーCEOは昨年4月にも、Appleに対し検索エンジンを売り込みたいと語っていたと報じられています。
近く契約切れとなるGoogle検索エンジン
Googleは2010年4月にAppleとの検索エンジン契約を更新しましたが、その契約は2015年初めに切れるといわれています。そのためもあってか、iOSアプリではすでにGoogleマップとYouTubeはサポートされておらず、Appleはほかのオプションを検討していると噂されています。
昨年11月には、Safariの既定検索エンジンの座をめぐり、MicrosoftとYahooが攻勢を強めていることもお伝えしました。
Googleとの契約切れが近づいている今、Appleがどの検索エンジンをSafariの既定として選択するのかに注目が集まっています。
参照元 : MacRumors、The Street
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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