乳幼児の半数以上が1週間に1回以上スマートフォンを触っていることが判明
モバイル専門のマーケティング調査機関であるMMD研究所が2015年1月19日~1月20日にかけてスマートフォンを所有している0歳~5歳までの子を持つ20代~40代の女性558人に「2015年乳幼児のスマートフォン利用に関する実態調査」を実施し、結果を公開しています。
公開された結果からは、乳幼児を持つ親にとってスマートフォンが「育児・子育てについて情報収集が出来るツール」であると同時に、「子供を遊ばせるための良いおもちゃ」となっている様子が確認できます。
乳幼児の半数以上がこれまでにスマホに接触した経験あり
MMD研究所がスマートフォンを所有している0歳~5歳までの子を持つ女性558人に対して、「自身の子供がスマートフォンを使って遊ぶことがあるか」という調査をした結果は以下の通りとなります。
スマートフォンを子供には使わせないという方が4割程度いる一方、それ以外の方(6割)は子供がスマートフォンを使って遊ぶことを容認しているようです。
スマホの接触頻度、毎日も2割
次に、上の質問に対して、「子供がスマートフォンを使って遊んだことがある」と回答した328人に対して「子供のスマートフォン接触頻度」について質問をした結果が以下の通りです。
「週に2~3回程度」と答えた方が35.1%と最も多くなっていますが、毎日触らせている、という方も26.5%おり、接触頻度は家庭によって様々のようです。
スマホで子供がおとなしくしてくれることを期待する親も
続いて、全体558人に対して「子育てにおいてスマートフォンはどんな役割をしているか」という質問をした結果が以下の通りです。
1位は「育児・子育てについて情報収集が出来る」で56.8%、2位は「静かにさせるため」が33.9%などとなっています。スマートフォンが手軽に情報収集できる道具であると同時に、子供に静かにしてもらうためのおもちゃとして使われている様子も見えますね。
子供に携帯を持たせるのは中学生になってから
最後に、「お子さんにいつくらいから携帯電話(スマートフォンを含む)を持たせようと思いますか」という質問をした結果も以下の通り公開されています。
子供に対してスマートフォンを触らせている方が多いことから、物心がついた段階(小学生くらい)から許容する方が多いかと思いきや、このあたりは最近の事件なども考慮してか、「中学生から」が38.5%で首位、「高校生から」が24.7%で2位となっています。やはり、独立し、個人で善悪の判断ができるようになってからでないと、携帯電話を持つのは早いと考える親御さんが多いようです。
小さなお子さんを持つ方にとって、周りの親御さんがどのように子供を育てているのか、そしてどのような考えをしているのかは、非常に気になるところかと思います。今回の調査結果もぜひ、参考にしてみてくださいね。
参照元:MMD研究所
執 筆:クロス
iPhone Mania編集部
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