Instagramに次々と新機能が搭載される中、日常の一時やキャンペーンの告知用として人気を集めているのが「ストーリーズ」機能です。
24時間で自動消滅するという特徴から、短時間の写真や動画を手軽にシェアするという使い方ができます。
ユーザーとの距離を縮める有効なツールとしても注目されており、ストーリーズの使い方を覚えればInstagramの利用も快適になるでしょう。
今回はInstagtamストーリーズの特徴や使い方に加え、似た機能と言われるリールやフィード機能との違いについても徹底解説します。
Instagramのストーリーズとは?
ストーリーズとはInstagramにおける投稿機能の1つであり、写真や動画をスライドショーのような形式で投稿できます。
表示時間は3秒ごとに切り替わり、フルスクリーンで表示されるのが特徴です。
フィード投稿の表示形式は正方形なので、ストーリーズの方が見やすくなっています。
2016年に提供開始されてからは全世界で利用者を増やし続けており、2018年の調査データによれば、日本のデイリーアクティブアカウントの70%が利用しています。
ストーリーズで投稿された写真や動画は、閲覧者もタップしながら気軽に見ていけるため、短時間で多くの情報を受け取れるのも魅力的です。
リールやフィード機能との違い
Instagramのストーリーズ・リール・フィードは、どれもInstagramにおける投稿機能の1つですが、似ているようで異なるものです。
それぞれの特徴を、以下にてまとめました。
機能 | 特徴 | 表示期間 | 主な用途・雰囲気 |
ストーリーズ | 24時間で消える縦型投稿 | 24時間(ハイライト保存可) | 日常の共有・一時的な出来事・カジュアル |
フィード投稿 | 自分のプロフィールに残る通常投稿 | 永続 | 写真メイン・記録・ブランディング向き |
リール | 最大90秒のショート動画で発見に強い | 永続 | 音楽やトレンド・拡散力のある短尺動画 |
ストーリーズ:気軽にサクッと。テキスト・GIF・アンケートなどでインタラクティブ。親しい友達限定公開も可能。
フィード:フォロワーのタイムラインに流れる。統一感ある投稿でプロフィールを整えるのに最適。
リール:新規ユーザーにも届きやすい。トレンドに乗ってフォロワー以外にリーチしたいときに有効。
Instagramのストーリーズを投稿する方法
Instagramのストーリーズに写真や動画を投稿する、基本的な手順は以下の通りです。
- Instagramを開き、ストーリーズの編集画面に移動
- 写真や動画を撮影
- ストーリーズをタップして投稿完了
写真や動画は端末のアルバムから撮影したものを選び、送信するという方法でも投稿できます。
ストーリーズにおける加工テクニック
ストーリーズでは写真や動画をより魅力的にできるよう、いくつかの加工機能が備わっています。
その一部として、文字入れ機能について説明しましょう。
文字入れ機能の使い方は以下の通りです。
- ストーリーズを起動してから、「落書き」アイコンをタップ
- 4種類のペンと消しゴムを使い、好きな文字やイラストを書く
- 絵が完成したら「完了」をタップ
ペンの太さは画面左側のバーで調節できます。
また画面下のカラーパレットから好きな色を選べるので、自分のセンスに合わせて自由に書きましょう。
Instagramのストーリーズで使える主な機能
ストーリーズで使える、主な機能を3つ紹介します。
様々な機能を活用すれば、投稿内容も充実していくので、参考にしてみてください。
機能1:リポスト機能
リポスト機能では、他のユーザーが投稿したストーリーズを、自分のストーリーズ内に共有することができます。
フォロワーからのリアクションや、タグ付けされた内容を取り上げれば、交流のきっかけにもなるかもしれません。
方法はリポストしたいストーリーのリンクをコピーし、貼り付けて投稿するだけです。
リポストしたストーリーは大きさや位置を調整できるので、投稿前に見栄えが良くなるようにしましょう。
機能2:ハイライト機能
ハイライト機能では、ストーリーズ本来の時間制限を超えて、選んだコンテンツをプロフィール上に残せます。
投稿から24時間経過した後でも、プロフィールで常に公開しておけるので便利です。
また、お気に入りや自分で決めたジャンルのものだけに絞るなど、テーマごとに整理できるので、伝えたい情報を長期的に活用できるのも魅力です。
ハイライトはInstagramのプロフィール画面に丸枠で表示されており、そこをタップするだけで再生できます。
Instagramのハイライトについて詳しく知りたい方は、以下記事をご参考ください。
機能3:スタンプ機能
スタンプ機能では、個性や感情といったリアクションのスタンプをストーリーズに追加できます。
中にはGIFアニメや絵文字のようなデコレーションまで用意されており、種類豊富です。
例えば写真にハイテンションなスタンプを添えれば、投稿されたストーリーズの雰囲気が明るくなるでしょう。
文字だけでは伝わりづらい感情やニュアンスも、視覚的に伝えられる有効な機能として人気があります。
Instagramのストーリーズを利用するメリット
ストーリーズは24時間後に消去されるので、どんな内容でも気軽に投稿できるのが最大のメリットです。
そのため、編集に時間をかけず、短い内容の投稿でも積み重ねることで、アカウント全体の親しみやすさに繋がっていきます。
またキャンペーンやセールの告知など、期間限定イベントの宣伝にもおすすめです。
割引クーポンを付けたり、より具体的な期限や内容を添えたりすれば、常に活発な動きがあるアカウントとして利用者に好まれるでしょう。
Instagramのストーリーズを利用するデメリット
投稿から24時間で消えてしまう点は、ストーリーズ最大のデメリットでもあります。
見てもらえるタイミングが限られている以上、気付かれないまま消去されてしまうことも珍しくありません。
またストーリーズだけだと拡散性が低く、短い時間で要点を絞る必要があるのも難点です。
情報の重要度に応じて、フィード投稿やリールとの併用も考えるようにしましょう。
FAQ(よくある質問)
以下にて、ストーリーズを利用する際、よく聞かれる質問を3つ紹介します。
Q1:ストーリーズに投稿できる動画の最大時間は?
A:ストーリーズでは基本的に、最大60秒までの動画が投稿可能です。
60秒以上の再生時間は、画面下に表示されるトリミングバーで調整します。
動画全てを投稿することはできないので、必要な部分を動画内に残しましょう。
Q2:ストーリーズを見ると足跡(閲覧履歴)が残る?
A:はい。ストーリーズを閲覧すると、リストに足跡として自分のユーザーネームが残るようになります。
閲覧者リストは、投稿ごとに訪れたユーザーを一覧で確認するためのもので、投稿者のみが内容を確認できます。
どうしても足跡を残したくない場合、Instagramとは別の外部サイト「StorySaver.net」を使うのがおすすめです。
ログインせずにストーリーを保存できるため、足跡バレの心配はありません。
Q3:他人のストーリーズを見逃さない方法はある?
A:はい。ストーリーズには投稿を見逃さないための通知設定が用意されています。
方法はプロフィール画面から設定画面を起動し、「ストーリーズ」のお知らせ機能をオンにするだけです。
Instagramのプッシュ通知もオンにしておくと、リアルタイムでストーリーズの確認ができるので、見逃しする可能性がより低くなります。
まとめ
Instagtamのストーリーズについて、特徴や使い方などを徹底解説しました。
24時間で消去という制約がありますが、短時間で写真や動画をシェアするにはこの上なく便利な機能です。
どんな内容でも気軽に投稿できるので、短い内容の投稿でも積み重ねれば、より多くの人に興味を持ってもらえるチャンスになります。
ストーリーズを使いこなせるようになり、知り合いやフォロワーと思い出を共有しましょう。