影響を受けたメディア、10代はスマートフォンが1位
2015年1月15日、株式会社ジャストシステムは、全国の15歳~69歳の男女1,100人に対して実施した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2014年12月度)」の結果を発表しました。
テレビよりもスマートフォンやPCに影響を受けた10代~20代
今回の調査結果によると、マス4媒体と呼ばれる新聞・雑誌・テレビ・ラジオに大きな影響を受けてきた中高年世代とは対照的に、10代から20代の若年層回答者はテレビよりもスマートフォンやPCをはじめとするインターネットメディアに大きな影響を受けたと回答しています。
30代に関してもスマートフォンを使い始めて「Webでニュースを読む時間が増えた」と回答しているユーザーが約半数を占めており、10代~30代に対してはインターネットメディアがマス4媒体を凌ぐ影響力を発揮している傾向が強いということがうかがい知れます。
同じ事象であっても情報を入手するルートによっては物事の捉え方や理解度が異なる可能性があるため「最近の若者は・・・」といったような世代間の価値観相違は、もしかしたらそれぞれの世代が影響を受けたメディアの違いによってもたらされるものなのかもしれませんね。
スマートフォン操作にイライラ
若年層の場合、影響を受けたメディアとしてPCやスマートフォンからのインターネットメディアが支持されていますが、その反面スマートフォンの操作に関しては申込フォームなどの細かな部分にイライラを募らせる人も少なくないようです。
主なイライラ原因としては「入力欄が狭い」「数字などの項目の入力方法が自動的に変わらない」「あと何ステップで完了かがどこにも記載されていない」などPCを比較対象とした意見が多くなっています。インターネット上にはスマートフォン対応のWebコンテンツも増えてきましたが、コンテンツ提供者はまだまだユーザビリティー向上に努める必要があるのかもしれませんね。
参照元:株式会社ジャストシステム(プレスリリース)
執 筆:chappy