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2015年1月15日 20時58分

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インドでも天下取りへ、アップル肉を切らせて骨を断つ戦略を開始

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インド iphone 安い
 
人口12億人を有し、将来的には世界第2位のスマホ市場になるとされるインドでのシェアを伸ばすため、アップルが本腰を入れてiPhone6シリーズの普及作戦に取り掛かりました。自分たちの利益を圧縮してまでiPhone6を普及させようとする試みに、ネットでは驚嘆の声が上がっています。

飛躍的に伸びる売上

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Economic Times誌によれば、2014年の第4四半期はインドだけで50万台のiPhoneを売り上げました。同じ期間に世界で売れたiPhoneの数は3,930万台ですから、全体から見ればわずか1.3%に過ぎませんが、その前の1年で売れた数が合計100万台だったことを考えれば、3ヶ月で50万台という数字は悪くないと言えるでしょう。
 
2011年にiPhone4sが売りだされた時には2万5千台、2013年のiPhone5sでは10万台を出荷したと言われており、これらから考えてもインドに眠るiPhone6へのニーズは非常に大きいことが分かります。事実、インドでの最初のiPhone6出荷分はわずか72時間で売り切れてしまいました。

利ざやを減らし回転率を高める

そこでアップルは先日、「与信期間を14日間から7日間に半減させる代わりに、アップルが得るマージンを0.5%~1%減らす」戦略を発表しました。これはいわば、販売業者のツケを7日間で回収する代わりに、彼らの利益を0.5%~1%増やすことを意味します。売掛扱いの期間を短くする代わりに利益を増大させることで、販売業者の資金を回転させつつ積極的に売り込みをかけさせることが狙いです。
 

ここからインドでは、アップルが長期的な成功よりも短期的なヒットを狙いにいったことが分かります。これまでもアップルは、iPhone6の供給が需要に追いつかないとみるや、サプライヤーである中国Foxconnの労働者に向けて給料アップを打診するなど、大胆な供給方針をとってきました。

ライバルを打ち倒せるかが鍵

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世界におけるiPhone売上台数の32%を占める中国に比べれば、1%前後に過ぎないインドは、アップルにとって数字の上ではまだまだ取るに足らない存在なのかもしれません。しかし、インドでの販売戦略に関して大きく舵を切ってきたということは、今後のインド市場にアップルが可能性を見ているのも確かです。
 
一方で、インドにはまだまだ打ち倒さなければならないベンダーのライバルがいます。サムスンのシェアは40%前後の一方で、アップルは4-5%と大きく引けを取っています。
 
また、シェア2位のMicromaxは格安で高性能スマートフォンを売り出す最近流行りの戦略を採っていますし、同様の戦略を採るXiaomiもインドの大手コマースサイトFlipkartでの販売に留まらず現地の最大キャリアAirtelと契約して実店舗を持つなど、虎視眈々とシェア増大の機会を伺っています。
 
ハイエンドモデルを高価格でブランド展開するアップルが、インドという新興国市場で彼らに太刀打ちするには、まだまだ課題が積み重なっているようです。
 
 
参照元:CultOfMac
執 筆:kihachi

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