【レビュー】iPhone6 Plusと相性抜群!本格派Bluetoothキーボード
サンワサプライが発売したばかりのBluetoothキーボード「400-SKB045」とiPhone6 Plusの組み合わせで使用してみました。画面にソフトウェアキーボードが表示されないため、画面領域を広く使うことができるのですが、この恩恵は期待していた以上のものでした。
iPhone6 Plusの画面にソフトウェアキーボードが出ない恩恵は大きい!
サンワサプライがWeb限定で発売したばかりのiPhone/iPadに最適なBluetoothキーボードを早速購入し、iPhone6 Plusと組み合わせて使ってみました。
この原稿は、Microsoftが提供するiPhone用無料アプリ、Wordで書いていますが、快適に入力・編集できています。ワープロはパソコンの横長画面での入力に慣れている方が多いと思いますが、iPhoneの横画面だと、ソフトウェアキーボードが邪魔で使いにくさが気になります。
しかし、Bluetoothキーボードを使うことで、ソフトウェアキーボードが表示されずにページ幅いっぱいにズームして文章を書くことができ、iPhone6 Plusの5.5インチディスプレイの性能を引き出すことができます。
メールや文書の作成だけでなく、Excelなどの表計算アプリへの入力時は、iPhone6 Plusの広い画面をフルに使えるうえ、TabやEnterキーを使うことができるので、数表の入力もスムーズです。
パソコンで使い慣れたショートカットもバリバリ使える!
パソコンで使い慣れているショートカット操作ができることも大きなメリットです。Shiftとカーソルキーでの文字列選択のほか、commandキーとCでコピー、Vで貼り付け、Uならアンダーライン、ZならiPhoneを振らずに誤入力を取り消し可能、といったショートカット操作も可能で、iPhoneで文章を入力していることを忘れてしまうほどサクサク入力・編集が可能でした。
iPhoneもキーボードでスムーズに操作!
iPhone/iPadに対応したショートカットキーのおかげで、ホーム画面を呼び出したり、画面の明るさを変えることも簡単です。音量調節や再生・一時停止も操作できるので、Bluetoothヘッドセットと同時接続してBGMを楽しみながらの作業も快適でした。
通信は安定、リモコン代わりにも使用可能
Bluetoothというと、通信が途切れたりと不安定なイメージをお持ちの方も多いと思いますが、このキーボードはBluetoothのクラス2に準拠しており、見通し距離で10メートル離れていても通信が可能とされています。使った限りでは通信は安定しており、入力の途切れや遅延が気になることはありませんでした。
キーボード入力時にiPhoneと離して使うことは想定しにくいですが、キーボード上部のショートカットキーで音楽のトラック送りや音量調整に使う時などに安定した通信が効果を発揮しました。
やや大きめながら、快適なタイピングはクセになるレベル
折りたたみ式キーボードと比べると、サイズが大きくなるため、A4サイズが入るバッグが必要ですが、約300gとiPad miniのWi-Fiモデル(約330g)よりも軽量で、持ち運びは苦になりませんでした。
パンタグラフ式を採用したことによるキータッチや、余裕のあるキーピッチ、本体底面のゴム脚による安定感がもたらす快適なタイピングは、iPhoneで入力していることを忘れてしまうほどで、一度使うとクセになるレベルです。

安定したタイピングに貢献するゴム脚
iPhoneを安定させて使うためには、小型のスマホスタンドがあると重宝するでしょう。筆者はスタンドを持っていなかったため、マグカップやボトルガムを使ってiPhone6 Plusを立てて使っていました。
欲を言えば改善希望も少々
欲を言えば、電池残量が少なくなるとLEDが点灯して知らせてくれるのですが、これがいつでも確認できると、安心感が増すと思います。また、入力後に表示された予測変換が不要な場合に使えるよう、パソコンと同様のESCキーがあればなお良いと感じました。
スキマ時間の有効活用に便利!コスパは二重丸。
わざわざパソコンを持ち歩くほどではない外出時でも、常に持ち歩くiPhoneやiPadを活用してスキマ時間を活用して作業したい、という方に本製品はオススメのアイテムと言えます。
価格が1,980円(税込)と非常に手頃で、コストパフォーマンスは非常に高いと感じます。気になった方はぜひ試してみてください。
参照元:サンワサプライ
執 筆:hato