米国スーパー、Apple Watch向けにiBeaconを活用した初のプロモーション
アメリカのスーパーマーケットチェーンのMarsh Supermarketsと、小売店舗へのモバイルマーケティングのプラットフォームを提供するinMarketは、発売が予定されるApple Watchのユーザーを対象に、iBeaconを活用したプロモーションを行うことを発表しました。
Apple WatchとiBeaconの初めての事例
今回の企画は、数カ月後に発売されるApple WatchとiBeacon技術を活用した初めての事例となります。
Marsh Supermarketsのカスタマーロイヤルティ担当上級役員のAmit Bhardwaj氏は「iBeaconは実店舗内で、モバイル端末を利用した顧客との新しいコミュニケーションの機会を提供してくれた。inMarketが開発したアプリは顧客にも好評で、アプリを通じて非常に多くの顧客とつながることもできた。今度はApple Watchを使用するお客様にアプローチして、同じようにショッピング体験を楽しんでもらいたい」と述べています。
共同でプラットフォームを開発
Marsh SupermarketsとinMarketはそれぞれのアプリを活用し、共同でプラットフォームを開発しています。買い物客はiPhoneやApple Watch向けのMarshモバイルアプリやinMarketが開発したアプリを使用すれば、inMarketのBeacon端末が店舗内に設置されていることで、お薦め商品の広告やクーポンを受け取ったり、買い物リストをチェックしたり出来るようになるようです。
Apple Watchで新しい買い物体験が可能に
顧客がプログラムへの参加を選択(オプトイン)し店内を移動すれば、近くの商品に関連する、さまざまなオファーやレシピ、通知などがモバイル端末に届くようになります。顧客がApple Watchを利用すれば、システムは自動的に端末情報を更新し、次の日にはApple Watchにも情報が配信されるようになるようです。
Marsh SupermarketsはApple Watch向けにiBeacon技術を利用した最初の企業となりましたが、今後は多くのチェーン店舗でも同様の手法が採用されることになるでしょう。
参照元 : MacRumors
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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