2013年9月21日 19時43分
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iPhone 5s「A7」プロセッサはサムスン製、「M7」コプロセッサはNXP製
半導体、電子機器の特許侵害解析などをおこなうアメリカのChipworksが、9月20日に発売されたiPhone 5sを早速、分解して解析したレポートを公開しました。
それによると、iPhone 5sに搭載されている「A7」プロセッサはサムスン製で、28ナノメートルHKMG(High-K Metal Gate:高誘電率膜・金属ゲート)が使用されていることがわかりました。
この「A7」プロセッサに関しては、スマホ市場で競い合うアップルとサムスンの関係悪化により、台湾のTSMCに生産委託するという噂でした。しかし結果は、iPhone5の「A6」プロセッサを手掛けているサムスンに生産を委託することになったようです。
今回のiPhone 5sに新搭載されている「M7」コプロセッサは半導体製造をおこなっているオランダのNXPセミコンダクターズ製であることもわかりました。
「M7」コプロセッサとは、ユーザーの動きを記録するセンサー類を管理して、
「A7」プロセッサへの負担を少なくすることが目的になっています。
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執 筆:TOM